権力が制限されている君主制、「立憲君主制」における元首の称。本質的には「絶対君主」の対義語。
文字通り、憲法が存在してそれによって君主の権力の行使に制約が設けられていることが多いが、英国のように成文憲法を有さない場合もある。 いずれにせよ、実質的な最高権力は君主から議会へと移っていることが多い。 明治憲法のように額面上は強力な権力を有する場合もあるが、現代的には形式上の象徴的な権限を有するだけに留まることがほとんどである。
先日の都議会議員選挙は、日刊ゲンダイなどの反自民反都民ファースト系の新聞などは自民大敗都民ファースト敗退と書いていたが、それでも自民は選挙前より議席数は25から33に増えているし、都民ファーストとて45から31には減ったがだからといってそこまで惨めな敗北ではない。 逆に、立憲民主党や共産党や躍進と書かれており、確かに前回よりは健闘したことは認めるが、それでも立憲8から15で共産が18から19であるので勝ったとはいえないであろう。ましてや、れいわ新選組など議席0である。こんな結果、在野党全体から見れば負けに等しい。 そもそも、都民ファーストなど所詮は自民党の下部団体のようなものである。つまり、自…
Googleで「君が代 意味」検索すると… Googleで「君が代 意味」検索すると共産党ページが最上位表示 「専制君主たる天皇」という歴史捏造 フィードバック 君が代の意味に関する過去の日本政府の見解 Googleで「君が代 意味」検索すると共産党ページが最上位表示 Googleで「君が代 意味」検索すると共産党ページが最上位表示されます。 DuckDuckgoやBing、Askなど他の検索エンジンではこうはなっていません。 「専制君主たる天皇」という歴史捏造 「大日本帝国憲法」下の天皇は、「神聖にして侵すべからず」(第三条)とされ、立法・行政・司法権の頂点に立ち、軍の最高指揮権、宣戦布告権…
英国の路線バス問題をネットで検索していると、ウィキペディアに「ロンドンバス」の説明がありました。ここを読んでいると、まさに京都市バスの現状と似たような問題が先行して起きています。 毎朝の蘆山寺通での立命館大学行きの路線バス大渋滞と同じような事は、ロンドン中心部のオックスフォード通りでも起きていたのです。その原因は、次のように書かれています。 「もともと市内の渋滞は道路工事や運転者のマナーの影響もあるが、バスの過剰なダイヤ編成という一面もある。最悪の場合、トラファルガー・スクエア - ヘイ・マーケット - ピカデリー・サーカスまでバスのみで数十台と並ぶ異常な渋滞がしばしば発生する。これはボリス・…
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④サミュエル・リチャードソン『パミラ、あるいは淑徳の報い』(1740年) 死刑が大衆の娯楽だった時代 ヨーロッパの歴史における大きな謎の1つは、身体刑の消滅です[22]。 前近代の世界では、ヨーロッパに限らず世界のどこでも残虐な刑罰が当たり前に存在しました。罪人の手足の骨を鉄棒で叩いて粉砕し、ぐにゃぐにゃになった腕でカラダを車輪に括り付けて、腹を引き裂いて内臓を露出させ、ゆっくりと時間をかけて殺害する。あるいは、手首や足首を縛った縄を、数頭の馬で別々の方向に引っ張って八つ裂きにする――。そんなB級ホラー映画も裸足で逃げ出すような血みどろの拷問と身体刑が執行されていたのです。日本の歴史を振り返れ…
渡辺京二の『近代の呪い』を読んだ。友人の何人かは大学の時の1年ゼミで読んでいて、同じ著者の『逝きし世の面影』より『近代の呪い』の方が難しかった、という話だった。 近代という時代について、平等とか自由とか言われているけど、その平等は本当に平等になっているの、という話についてはうんうんそうだよね、と思って頷いていたのだが(流し読みしていたのだが)、気になったのが第三話のフランス革命についての話だった。 フランス革命について、まず典型的なブルジョワはいなかった。まず、アンシャン・レジームの時代から確認して、貴族が王に対して自分たちの立場を崩さなかったのは明らかである。しかし、王権は中央集権化を進めな…
国王から貧民まで 活版印刷は、まさしく「世界を変えた発明」でした。 火薬や羅針盤など、国々の趨勢を決め、歴史を変えた発明品はたくさんあります。しかし、戦場や航海に出ない人々がその威力を味わうことは難しかったでしょう。一方、印刷物は国王から貧民まであらゆる人が手にします。社会のすべての階層に影響を与えて変化をもたらしたという点で、印刷技術は特別です。 活版印刷の特徴は、あらかじめ「文字を刻んだ小さなハンコのようなもの」を大量に作っておく点です。このハンコのようなものを「可動活字」あるいは単に「活字」と呼びます。印刷したい文章に従って、この活字を専用の枠に並べます。この作業を「植字」あるいは「組み…
ぽろさんからのコメント 私は長子継承派なので喧嘩になるのが嫌で黙っていたのですが。皇族が正規の職員になるのは難しいです。公務があるからです。元々皇族女子は二十歳過ぎで結婚する方が多く、公務や就職はされていなかったようです(その時代に存在していなかったので知りませんが)。最初に仕事に就かれた方は容子内親王で、留学先から帰国後、通訳の仕事をされていたと聞いてます。時代は平成となり、女性の社会進出も増え、皇族女子も公務をされ、次々就職されていますが(典子女王は結婚が内々に決まっていたからか、就職はされていなかったようですが)、やはりほとんどが嘱託です。内親王、女王に限らす、傍系親王(三笠宮家の三親王…
バスティーユ襲撃(ジャン=ピエール・ウーエル画) 財政破綻しても、免税の人々 第三身分に乗っかる第一、第二身分 いよいよ、世界史上の一大画期、「フランス大革命」の足音が迫ってきます。 世界史の教科書と同じ話になってしまいますが、当時のフランス絶対王政は、のちに旧制度(アンシャンレジーム)と呼ばれます。 中世以来のフランスは、第一身分(聖職者)、第ニ身分(貴族)、第三身分(平民)にはっきり分かれた「身分制社会」でした。 そして、第一、第二身分は免税特権を持っています。 18世紀後半、フランス王国は財政破綻に瀕していました。 革命直前の1788年には、国の負債は利子の返済だけで歳出の半分に達してい…
ニュージーランドの基本情報 ニュージーランド留学の魅力 豊かな自然が味わえる フレンドリーな国民性 さまざまな留学方法がある 日本からも渡航しやすい ニュージーランド留学のメリット 多民族国家のため、異文化交流ができる 教育レベルが高い 留学生を守る制度も整っている 比較的治安が良い 先進国のなかでは留学費用が比較的安い ニュージーランド留学のデメリット 都会での遊びの選択肢が少ない 紫外線が強い 1日のなかで気温の変化が激しい ニュージーランドはどんな人におすすめ? 自然が好きな人 質の高い教育を受けたい人 英語学習に集中したい人 まとめ みなさんは、ニュージーランドという国に、どのようなイ…
今回は、フランス革命についての板書案を紹介します。 中学生の生徒が、世界史の中でもフランス革命がさっぱりわからない、というので指導したときのものです。 もちろん中学入試には出ませんので、中学生を対象とした授業の板書案です。 1.ブルボン王政 2.国民議会 3.立法議会 4.第一共和政 5.ジャコバン派独裁 6.総裁政府 7.統領政府 8.第一帝政 1.板書案 フランス革命 いつものように黒板1枚にまとめます。 フランス革命は数段階に分かれており、どうにも頭がごちゃごちゃになりがちです。まずは全体の目次としての板書を1枚かくことにします。そしてこれを見ながら授業をすすめることで、教師のほうも混乱…
【シリーズ=教養の饗応】(3/28配信第86号) 今は、二十四節気の「春分(=しゅんぶん)(3/20-4/3)」 七十二候の「桜始開(さくらはじめてひらく)(3/25-3/29)」です。 昨日3月27日は、「先勝(せんしょう)」です。 本日3月28日は、「友引(ともびき)」です。 明日3月29日は、「先負(せんぶ)」です。 また、陰暦三月の異名は「弥生(やよい)」です。 英語では「March」 フランス語では「mars= (マルス)」です。 中国語では『三 月』と書いて『サンユエ』と発音します。 韓国語では『삼월』と書いて『サムォル』と発音します。 3月の呼称としては、「早花咲月(さはなさづき…
(リアス海岸に多々ある小さな港のうちのひとつ 小舟は五つ 長い防潮堤の背後の浸水域は新たに建築できず 防潮堤建設費はさて何億円?) 防潮堤は工事業者と地権者がこじれて、写真右奥に「1m以上のすき間」が空いたまま完成したと地元の方に聞いて見て、地権者の評判からその「わけ」がよく理解できるへき地県境民です。 今から38年前の1986(昭和61)年、転職直後の離職で幸運にも実現した長旅。 「旅と鉄道好きが一生に一度多くの国を訪れる」条件に合致したのは、当時東西に分かれていたヨーロッパでした。 7月3日(木) フランスから越境しスイス滞在14日目。 (地図と写真小文字の文はグーグルマップより) 山の中…
最近読んだフリードリヒ大王の子孫(直系じゃないけど)の話。 ドイツ帝国最後の皇帝ですね。 生まれた時に片手に障害があったので、生母に虐待に近い矯正を受けた。また生母の実家が英王室であり、英独両方にルーツを持つような育ちになった。そのために体のコンプレックスと2面性を持った難しい性格になった。 すごい自信を持って政治に取り組むも、困難に当たるとすぐ投げ出すような性格。 近代の趨勢の立憲君主は傀儡と笑って、絶対王政を目指してしまった。 近代の君主としてはやばい方向に向かってしまったんですな。 かといってウィルヘルムだけに問題があったわけではなく、ドイツ民族の興隆期で、ドイツ民族が自信過剰で勢力拡張…
(2024/3/20) 『日本の常識は世界の非常識!』 高橋洋一 徳間書店 2023/6/2 <まえがき> ・岸田政権は経済オンチともいえる反アベノミクスの姿勢を示し、「国債でというのは、未来の世代に対する責任として採り得ない」などと「防衛増税」や「異次元の少子化対策増税」に走ろうとしているように見える。 ・そもそも、アベノミクスの理論的基礎となっているのは、2022年にノーベル経済学賞を受賞したバーナンキ氏の理論である。マスコミや官僚、一部専門家など反アベノミクスを煽る人たちは、マクロ経済の政策でも日本流ですべて通用すると思っているのだろうか。「埋蔵金」を使わせない財務省の論理によって、日本…
(さらに昨日の続き)。 古来、日本の天皇は政治的権力者というより、この国の祭祀の要に位置しており、この国の祭祀の根幹は、古代の巫女が、自分の存在を打ち捨てる覚悟で神に仕えることで、その身に神を憑依し、神そのものになって人々に恵みをもたらし災難から守護するために祈るところにあった。 しかし、8世紀の律令体制によって、そうした古来の巫の影響力は弱められ、国家鎮護の祈りは、仏教によって執り行われることになった。 また、古代の巫の祈りは歌人に継承されていたが、例えば挽歌のように人の死に際して本気で魂を招魂しようとする歌は、持統天皇に仕えた柿本人麿を頂点として終焉し、その後は次第に世俗的な世界の中で、個…
室生龍穴神社(奈良県宇陀市)の奥宮の「吉祥龍穴」。ここが「善女龍王」の聖域。 「善女龍王」は、仏教における龍を統率する女神で、空海が京都の神仙苑(しんせんえん)で雨乞いを行った時に現れたとされる龍王でもある。伝説によれば、善女龍王は、奈良市の猿沢の池にいたが、天皇の食事を奉仕していた女官が、用無しにされたことで悲嘆にくれて猿沢の池に身投げをしたのをきっかけに、身を移し、最終的にここに至ったとされる。 (さらに昨日の続き) 古代、巫の力は、自分の存在を打ち捨てる覚悟で神に仕えることで、その身に神を憑依し、神そのものになって人々に豊穣をもたらし、人々を災難から守護する存在であった。 そして、古代の…