秋山瑞人『龍盤七朝 DRAGONBUSTER02』電撃文庫を読了。 乱暴な武術家との闘いを通して、突如として武術に開眼してしまった第十八皇女、月華(ベルカ)。卑しい血筋に生まれつき、ひたすら逼塞して暮らしてきた涼孤(ジャンゴ)を武術の達人と見抜いた月華は、繰り返し涼孤に勝負を挑む。だが、自分が武術の達人などと自覚していない涼孤は、ひたすら勝負を避け、逃げ回るのだった。しかし……。 というわけで、『龍盤七朝 DRAGONBUSTER』の第2巻である。ほんの導入部であった第1巻から、いっきに物語はヒートアップする。完全な一気読み本である。面白いったらありゃしない。 そして、これからさらにヒートアッ…