福岡県福岡市中央区地行浜に立地する野球場、多目的ドーム。
1991年、平和台野球場の外野部分に鴻櫨館跡が発見されたために着工される。
当初は野球場用のドームと競技場・商業施設のドームを2つ建設予定であったが、諸問題*1により野球場のみが建設された。
1993年、日本で2番目のドーム球場、史上初の開閉式屋根を有する球場として誕生。
日本プロ野球・福岡ソフトバンクホークスのホームスタジアムとして使用。
スポーツイベント以外にも、コンサート、展示会など様々なイベントに使用されている。
日本シリーズの時期に太陽の光が綺麗に差しかかるように設計されているが、1997年を境に、屋根が開かれての一軍公式試合は行われていない。*2
当時を知る多くのファンは屋根を開いて行われる試合を望んでいるが、現在はルーフオープンがチーム勝利の際のイベントとなっているために、実現は難しいと思われている。
2005年1月26日、ヤフー・ジャパンが命名権(ネーミングライツ)を取得し「福岡Yahoo! JAPANドーム」に変更。*3
2005年2月25日にYahoo! JAPANへの命名権売却を5年・約25億円とすることで正式合意。
よって、契約期間は2005年3月1日から2010年2月末日までとなる。
2010年3月以降もヤフードームで表記されており命名権の契約延長がなされている。
2013年2月1日、「福岡Yahoo! JAPANドーム」から「福岡 ヤフオク!ドーム」(FUKUOKA YAFUOKU! DOME)に命名権の名称が改名された。略称は「ヤフオクドーム」。
なお、交通案内などは「福岡ドーム」のままである。
地下鉄空港線「唐人町駅」徒歩10分