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神の国

(一般)
かみのくに

福音書のキーワードの一つ。福音書の中で、イエスは第一声で「悔い改めよ。神の国は近づいた」と言い、多くの譬えで「神の国」を教えている。それは、人が死んでからの昇る「天国」であると考えられたが、英語では「Kingdom of God」=「神の支配する国」という意味でもある。またイエスは、「神の国が(地上に)やってきた」「神の国はあなたがたのただ中にある」と言っており、神の国とは「神の権威による支配=臨在(神が人とともにおられること)」を指すと考えられる。

神の国

(読書)
かみのくに
  1. アウグスティヌス(354-430)の著書。5世紀はじめのローマ帝国でキリスト教を護教するために書かれた22巻におよぶ歴史哲学書。
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