2019年7月から、2020年6月の株主総会で、新たに選任された、売上高5,000億円以上の上場企業の、社外取締役・社外監査役は、367人でした。 そのうち、21.3%に当たる、78人が、前任者と同じ企業、組織の出身者でした。 外務省OBの後任として、同省出身者を迎えたり、同じ金融機関から、機械的に後任を選ぶケースが、常態化しています。 同じ、財閥系企業が、グループ内企業同士で、社外取締役の持ち合いを続けたりしています。 三菱グループの中核26社では、22.6%が三菱グループ内他社の出身者でした。 【7011】三菱重工業は、社外取締役を、3人から6人に増やしましたが、グループ内の出身者を、1人…