映画監督。日本大学芸術学部映画学科中退。
1940年6月22日生まれ。京都府出身。
松竹京都映画株式会社の名カメラマンとして数々の作品を手がけ、撮影における「絵」に対して監督以上の拘りを見せた職人である。
中でも、代表作であり出世作である「必殺シリーズ」においては、照明担当の中島利男との絶妙なコンビネーションにより、芸術的な「光と影」を生み出した。この美しさは他の会社が製作する時代劇では決して真似が出来ず、あまりに完成された美しさから業界内では「邪道」とまで揶揄された。更には、その美しさを駆使して撮影された『忠臣蔵外伝 四谷怪談(深作欣二監督)』では1994年日本アカデミー賞撮影賞を受賞している。*1
テレビドラマ初監督作品は『江戸プロフェッショナル必殺商売人』の第18話「殺られた主水は夢ん中」。
映画初監督作品は『大霊界3』。
*1:照明賞は中島利男