シャンソン歌手・エッセイスト
父親はのちに衆院議長を務めた・石井光次郎で兄・公一郎はブリヂストンの会長を務めた。元々はジャズを学ぶため、渡米し、のちにシャンソンに転向。帰国後、低く感情を込めたシャンソンを歌い、人気を集め、その地位を不動のものにした。その後、シャンソンの祭典・パリ祭で毎年出演や日本シャンソン協会長を務めるなど、シャンソンを日本に根付かせることに傾けたほか、後進育成にも尽力。(岸洋子や加藤登紀子がその門下) また、エッセイでも優れた才能を見せた。80歳を過ぎてもなお、現役を歌手として活躍したが、2010年7月17日、88歳の誕生日を前に永眠した。