「日本はこれからどこへ向かおうとしているのだろうか?」ということを考えると失望という言葉しか浮かばない。それは、自民党政権が支配してきた日本では何も問題が解決されないばかりか、問題の傷口がさらに大きくなっていくように感じるからである。今、日本が直面している問題で、これ以上対策が遅れると取り返しがつかない事態になると言われているのが少子化対策である。昨年の国会でも、今すぐにも、最低8兆円程度の対策を今講じなければ、禍根を残すと言われていた。その少子化に対して、岸田総理は、異次元の少子化対策を断行すると華々しく宣言していたが、実際は3兆円程度の内容に乏しい対策で、専門家からは効果はあまり期待できな…