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睡眠薬

(サイエンス)
すいみんやく

医薬品 眠くなるための薬。不眠時に服用する。略して眠剤と呼ばれる。
持続時間によって、超短時間型、短時間型、中間型、長時間型の4つに分類される。

睡眠薬の例

  • 超短時間型(短時間で効力を発揮し、作用時間はかなり短い。入眠困難に使う)
    • ハルシオン(トリアゾラム、ベンゾジアゼピン系)
    • アモバン(ゾピクロン、非ベンゾジアゼピン系だがベンゾジアゼピン系に入れる場合もある。)
    • マイスリー(ゾルピデム、非ベンゾジアゼピン系だがベンゾジアゼピン系に入れる場合もある。)
    • ルネスタ(エスゾピクロン、非ベンゾジアゼピン系だがベンゾジアゼピン系に入れる場合もある。)
  • 短期間型(比較的短時間で効力を発揮し、作用時間も短い。入眠困難、寝付きの悪いときに使う)
    • レンドルミン、グッドミン(ブロチゾラム、チエノジアゼピン系)
    • ロラメット、エバミール(ロルメタゼパム、ベンゾジアゼピン系)
    • デパス(エチゾラム、チエノジアゼピン系)どちらかといえばマイナートランキライザーとして処方される。
    • ブロバリン(ブロムワレリル尿素、非バルビツール酸系)イソミタールとセットで出されることが多い。現在は安全なベンゾジアゼピン系が主流であるためあまり処方されない。
  • 中間型(入眠困難と睡眠維持の目的で使われる。比較的出しやすい薬)
    • ロヒプノール、サイレース(フルニトラゼパム、ベンゾジアゼピン系) アメリカでは禁止薬物。
    • ユーロジン(エスタゾラム、ベンゾジアゼピン系)
    • イソミタール(アモバルビタール、バルピツール酸系) ブロバリンとセット出だされる事が多い。旧世代の睡眠薬で、耐性がつきやすい為あまり出したがらない。
  • 中〜長時間型(早期覚醒や頻繁に目を覚ますケースで処方される事が多い。これより長期型の薬を出すと朝起きられなくなるため通常はこのラインが限界。)
    • ドラール(クアゼパム、ベンゾジアゼピン系) 他の薬より副作用は少ないと言われている。食物を摂取すると効力が増すなど少し変わった薬である。
    • ベンザリン、ネルボン(ニトラゼパム、ベンゾジアゼピン系)
  • 長時間型(早期覚醒や頻繁に目を覚ますケースで処方される事が多い、作用時間が長いため昼間の不安抑制効果も期待できる。)
    • ソメリン(ハロキサゾラム、ベンゾジアゼピン系)
    • インスミン(フルラゼパム、ベンゾジアゼピン系)
  • その他
    • ロゼレム(ラメルテオン、メラトニン受容体作用薬)
    • ベルソムラ(スボレキサント、選択的デュアルオレキシン受容体拮抗薬)
    • ベゲタミンA,ベゲタミンB(クロルプロマジン配合剤、三種混合) メジャートランキライザーとしても使われる。
    • イソブロ イソミタールとブロバリンの混合粉末のこと。
    • ドリエル(塩酸ジフェンヒドラミン、抗ヒスタミン剤) 市販で購入可能な睡眠改善薬。抗ヒスタミン剤(抗アレルギー薬)の副作用を利用している。

現在処方される大半の睡眠薬はベンゾジアゼピン系に分類されるモノで、1万錠ぐらい飲まないと致死量に達しませんのでその目的には使えません。

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