真中満
元プロ野球選手（外野手）、指導者。背番号は31→77。
1971年1月6日生まれ、栃木県大田原市出身、A型。
宇都宮学園高校から日本大学を経て1993年ドラフト3位でヤクルトスワローズ（後の東京ヤクルトスワローズ）に入団。
規定打席に達する前は飯田哲也の控えとして起用される事が多かった。
1997年は代打での打率5割という驚異的な成功率でスワローズ優勝に貢献。
1998年に初めて規定打席に到達。
2001年は8月半ばまで首位打者として君臨。その後タイトルは逃すものの、1番打者としてスワローズのリーグ優勝と日本一に大きく貢献した。また、同年の日本シリーズでも大阪近鉄バファローズの香田勲男を引退に追い込むホームラン（通称“回転ホームラン”）を放った。
2007年には代打の切り札として定着し、2007年5月8日、神宮球場での対横浜戦で、8回裏、1アウト一・三塁に代打として登場し、横浜の守護神マーク・クルーンから逆転3ランを打ち、見事勝利に導いた。代打本塁打は自身初でもある。また6月20日の神宮球場での対西武戦では、野球人生で初めて一塁手として出場した。 9月15日、横浜スタジアムでの対横浜戦で、8回に代打として登場、三塁内野安打を打ち、代打でのシーズン最多安打日本記録（27本）を達成した。なお、今季の代打での成績は97打席で94打数31安打、.330という驚異的な数字である。
2008年に現役を引退し、翌2009年から二軍打撃コーチに就任。その後、二軍監督や一軍チーフ打撃コーチを歴任し、2014年シーズン限りで辞任した小川淳司の後を受けてヤクルト監督に就任。
2015年には監督就任初年度ながらヤクルトを14年ぶりに優勝させるも、同年のドラフト会議で、阪神タイガースと1位指名が重複した高山俊の交渉権抽選の際に、NPBの印しかないくじを見て当たり券だと勘違いしてガッツポーズを見せる失態を犯して騒然とさせた。
これが尾を引いたのか、2016年は5位、2017年には3年ぶりの最下位と低迷し、2017年シーズン終了をもって監督を辞任した。
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