先週の木曜日、元横綱曙関が亡くなられたことが報道された。 まだ54歳という若さだった。 しかもここ7年は闘病生活をおくっており、現役時代の活躍を知っている者からすれば今回の報を受け、残念という言葉しか見つからないというのが正直な感想だろう。 思い出されるのは闘病中に放映されたテレビの企画。 花田虎上氏(若乃花)が入院している曙氏に会いに行くという物だった。 カメラに映る曙氏は表情が無く、視線も宙に浮いた状態でベッドに横たわっていた。 そこに花田氏が現れ、曙氏に近づいて声をかけたところ、曙氏の表情が明らかに変わり、生気が戻ってにこやかに花田氏を見つめたのだ。 記憶がよみがえったのだ。 共通の話題…