背筋が伸びたご婦人にお説教されたような気持になった。いろいろ言われたが、そんなに気分は悪くない。むしろ気が引き締まった。白洲正子「たしなみについて」を読んでみた。本の半分を占めるのは、タイトルの「たしなみについて」。思いつくままなのか、それともどこかの媒体に掲載された文章を集めたものなのかはわからないが、57篇の文が並んでいる。他は、「新しい女性の為に」「智慧というもの」「進歩ということ」「お祈り」「創造の意味」。 たしなみについて (河出文庫) 作者:正子, 白洲 河出書房新社 Amazon 彼女の著作としては初期のもの。その後、変化があったかどうかは、これが初めて読んだ著作なのでわからない…