静岡県庵原郡由比町は、静岡県中央部にかつて存在した地方自治体。
2008年11月1日に静岡市に編入され、町域は現在の静岡市清水区にあたる。
面積は23.03km²、人口は9,085人*1。
江戸時代には東海道の宿場町として栄えたところである。安藤広重の浮世絵「東海道五十三次」にその絶景ぶりが描かれている。駿河湾で獲れるサクラエビはこの町の名産である。
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1889年10月1日、町村制施行に伴い、庵原郡由比宿・北田村・町屋原村・今宿村・寺尾村・東倉沢村・西倉沢村・東山寺村・阿僧村・入山村・西山寺村が合併して、由比町が発足。
2008年11月1日、静岡市に編入され、町域すべてが清水区の一部となる。
*1:2008年10月1日当時