韓国には「ナッツクラッカー(くるみ割り器)」と呼ばれていたことがあったんだそうです。私は初耳でした。価格競争力に優れた中国と、強い技術力を持つ日本の2カ国に挟まれた韓国は、くるみ割り器に挟まれたくるみのように押しつぶされる、と。日本語で「サンドイッチ論」という経済用語がありますが、それと同じような意味だそうです。1997年のIMFのころに米国のコンサルティング会社が出した韓国関連の分析報告書に出てきた指摘だそうです。その後、韓国は「(メモリ)半導体強国」となったので、この報告書の提示した「最悪の未来」は回避したことになりますが、最近また似たような状況に追い込まれようとしているのではないか、と。…