環境ホルモン研究の第一人者、横浜市立大学理学部教授・井口泰泉氏が命名した造語・通称。
正しい名称は「内分泌攪乱(化学)物質」。
外来の化学物質でありながら、体内のホルモンと同様の作用を引き起こしたり、逆に体内のホルモンの作用を阻害する物質のこと。
ティオ・コルボーンほか著のベストセラー「奪われし未来」(ISBN:4881359851)で注目された。
ただ、環境ホルモンによるものだと考えられたいくつかの事例が、それ以外の要因によるものだという報告もあり、環境ホルモンは「人心を攪乱しただけだ」という人もいる(西川洋三著「環境ホルモン―人心を「撹乱」した物質」(ISBN:453504824X))。
1998年流行語大賞受賞(公式ホームページより)。
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