70年代の大スター、アル・パチーノ。 80年代以降も定期的に出演して、比較的質の高い映画に出続けてます。 そんな彼の人気絶頂期の一本が、この「狼たちの午後」(1975製作/1976日本公開) 原題は「犬の日の午後」。これは猛夏の昼下がりってことです。 犬が舌を出してハァハァしているからって聞いたことがあります。 邦題で犬から狼へと格上げ(?)になった、この映画をレビューします。 (あらすじ) ニューヨークの真夏日の午後、二人組の強盗が銀行に押し入る。しかし手際が悪い彼らは通報され、警察に取り囲まれてしまう。しかし時間が連れて、人質となった銀行員と犯人の間に奇妙な絆が生まれ、民衆は彼を反権力の英…