滑らかでない点。針の先など。
数学ではたとえば 1/x のグラフは x=0 に特異点を持つ、などと使う。
宇宙論などの文脈では、あらゆる物理量が無限大になってしまう点を指す。ロジャー・ペンローズとスティーヴン・ホーキングはブラックホールには必ず特異点があるという「特異点定理」を証明した(ただし数学的にであって物理的にではない)。
他にはヴァーナー・ヴィンジが提唱している、テクノロジーが爆発的に発達して超知性が出現する未来のある時点を指し、SFでよく使われる。
いずれの場合も英語では Singularity と書く。