物語(ナラティヴ/narrative)という言葉をキーワードに展開されている学問(narratology)。
この「物語」という概念、あるいはそれを考える「物語論」という学問は、もとは文学批評の領域のものであったが、近年では学問の垣根を超えて参照されてきている。たとえば、医療の領域でのEBM(Evidence Based Medicine)にかわるNBM(Narrative Based Medicine)、臨床心理学におけるナラティヴ・セオリー・アプローチなどが有名である。社会学の領域では社会構成主義のコンテクストで扱われることが多い。
「物語」の定義は困難であり、使用者により内実はまちまちであるといえよう。
※拙い記述になってしまったので、どなたか修正してくだされば幸いです。