少し前ですが、新聞に「温泉文化」をユネスコ無形文化遺産に登録することをめざす知事の会が発足したという記事がありました。また、日本温泉科学会においても、温泉文化の登録に関するシンポジウムが開かれたことがあります。各界で登録への機運が高まってきているようです。 2022年11月22日の岐阜新聞の記事より 日本温泉科学会シンポジウムのチラシ 大切なことは、温泉が「ユネスコ無形文化遺産に登録される」ことによって「箔がつき、ブランド化する」ことを願うのではなく、「確かな温泉文化がまっとうに継承されていく」ための共通認識をもち合わせ、今後の確固たる方向性を見出すことではないかと思います。 例えば、草津温泉…