中国の王朝のひとつ。清、清朝、清帝国とも。
満州族(女真族)のヌルハチ(太祖)が1616年に建国した後金を前身とする中国最後の王朝。
現在の中国東北地方から興ったツングース系の満州族の建てた王朝。明滅亡後の中国大陸を300年近くにわたって支配。
1636年、ヌルハチの子のホンタイジ(太宗)が後金から国号を清と改めた。
その子、順治帝が1644年に北京を都とし、次の康熙帝が1683年に中国を統一した。
第4〜6代の康熙帝、雍正帝、乾隆帝の時代が最盛期だが、19世紀以降、ヨーロッパ列強の圧迫を受けて衰えた。
1911年の辛亥革命と翌1912年の中華民国の成立によって滅ぶ。
明王朝→清王朝→中華民国