宗教学者。1931年山梨県生まれ。東京神学大学博士課程修了。ハーバード大学神学部博士課程卒業。神学博士。東北学院大学教授を定年退職後、同大学名誉教授。日本脱カルト協会代表理事。
宗教学者であり、本来の専攻は旧約聖書学で業績も多々あるが、同時に社会問題に対する強い関心を持ち、現在では日本のカルト問題における第一人者としても知られている。
統一協会を中心としたカルト宗教に対して批判的で(そのため統一協会からは「サタン」と名指しされた)、カルト被害者の救出活動にも貢献している。
また、山本七平がユダヤ人「イザヤ・ベンダサン」との名をかたって著した『日本人とユダヤ人』を徹底的に批判した『にせユダヤ人と日本人』の著者としても知られる。
フェミニズム、戦後民主主義へシンパシーを表明している。特に、真の男女平等を目指すため「女性言葉」を活字で使わないと公言しているが、男女平等というよりもジェンダーフリーに近い。
過去に世間一般でカルトと言われている複数の宗教団体側から告訴された。
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