活字を組み合わせて作った版を用いて印刷すること。また、その印刷物を表すこともある。
大枝活版室ことOEDA LETTERPRESSさんは、活版の印刷技術を施した様々な文具を展開されています。大阪を拠点にされていますが、オンラインストアがありますので、全国どこからでも商品を手にすることができます。 何と言ってもアンティークレトロなデザインと雰囲気が魅力的な大人文具でして、僕も何度となくお世話になっている大好きな文具です。 oeda-letterpress.com マスキングテープやスタンプにラベルブック、レターセットなど、どれもこれも重宝しています。活版印刷の文具はデザインだけでなく、その立体的な凹凸から文具の手触りにもワンランク上乗せされていて、今、クリップボードの購入も検討…
んにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。 もう何度もこのブログで紹介している、大好きな市谷の杜 本と活字館。なんと4度目!シルクスクリーン印刷ワークショップに参加してきました。 1回目のワークショップ参加はこちら2回目のワークショップ参加はこちら3回目のワークショップ参加はこちら 今回は同館の3周年を記念した「\ありがとう3周年/ 杜の小さなイベント祭り~サンキュー3連休で3日開催!!~」というイベント。シルクスクリーン印刷だけではなく、いろいろな印刷体験ができました! 1つ目はこれで3度目!シルクスクリーン印刷体験。開館3周年…
こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。 またまた、活版印刷イラストTシャツを作ってきました! シルクスクリーンという印刷技術を使い、イラストをTシャツに刷ります。市谷の杜 活字館おなじみのワークショップです。 今回選んだイラストはこちら。活版印刷機です! 1階に展示されています。昭和初期に稼働していたものだとか。 カタンカタンと音を立てて動く、竹の部分がなんともいい味。 企画展「宇野亞喜良 万華鏡印刷花絮」も後期展示。こちらもまたまた、印刷術の奥深さに、うっとりしてきました。 「雪女郎」は、手漉きの和紙だけで、雪の世界観を表…
返却期限が明日に迫っている図書館本を、あわてて手にすることにです。 かけこみ乗車ならぬかけこみ読書(どくしょとはいえないか)でありますね。 明日期限のものは4冊でありまして、ほとんど読めていないものばかりですが、 パラパラと最後までページをめくることができたものは、借り直しはせずに 返却してしまうことにしましょう。 ということで、パラパラとページをめくっていたのは、菊地信義さんの次の 本でありました。 装幀余話 作者:菊地信義 作品社 Amazon 当方は菊地さんの装幀本とはあまり相性がよろしくなくて、古井由吉さん、 中上健次さんなどほとんど読むことができておりません。いくつかは持っては いる…
本日は、町内会の資源回収日でありまして、新聞、雑誌、段ボールなどを 出すことになりです。もともと、当方はなんでもとっておく人でありまして、 これでリサイクルに回すほかは捨てないのでありますから、なんであれ探せば どこかにあるということになるのです。 先日に友人とメールのやり取りをしている時に、そういえば大学に入った ばかりの頃に、同じ学科の学生で集合写真をとったよなと記しましたら、そん なことがあったかということになって、いまでも当方のところに写真はあるよ といったものの、この写真がどこにあるのかわからないのですね。たしかあの あたりということで、本日はとうとう床下の室になっているところに降り…
こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。 過去に2度、このブログで紹介している市ヶ谷の市谷の杜 本と活字館。こちらで“編集者の端くれゴコロ”をくすぐるワークショップがあり、参加してきました。「シルクスクリーン印刷で「オリジナルTシャツ」を作ろう!」です。 シルクスクリーン印刷とは「孔版印刷」。布の版に穴をあけ、インクをつけて印刷します。 かつてそのスクリーンをシルクで作っていたことが名前の由来です。 Tシャツに印刷するイラストは、本と活字館に展示されている、活字や印刷にまつわる機械! 活字パントグラフ、万年自動活字鋳造機、平台…
活版印刷(かっぱんいんさつ)、なんという素敵な響きでしょう。『おかざき文具博2022』が開催され、一部スタッフとして走り回っていた僕は会場を閉める1時間前になってやっと手が空きました。まずは、ORGAN活版印刷室さんのワークショップに参加して来ました。まずは、直野香文さんと記念撮影。彼女は、以前にもペンズアレイタケウチさんにいらっしゃったのでよく知っていたのです。さっそくチャレンジさせていただきました。 出来上がりはこんな感じ。とってもレトロな空気をまとっていて良い感じです。 まずは一文字づつ「活字」を拾い集めていきます。僕は名前に決めました。 その拾い集めた「活字」をセットします。 5枚で¥…
こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。 3月に「活版印刷が大好き! おすすめミュージアム」で紹介した、「市谷の杜 本と活字館」にまた行ってきました。 目的は展覧会「100年くらい前の本づくり」。明治から大正、昭和までの印刷、製本技術を概観するものです。明治に入って、日本では、和紙を使った「和本」から洋紙を使った「洋装本」へと移り変わります。それを実物の展示を通して、知ることができます。 本の部分名が書かれている図解イラストは大好物です。 おもしろいのは、分解された本が置かれていたこと。こうして背貼りに別の本を使っているなんて…
こんにちは、中瀬です。わたしの名刺についてお話します。 名乗るにも名乗れない デザイナーの名刺とは 中瀬さんの特殊な事情 その結果がコレ ということでお仕事くださ~~~~~い!!!!!
以前訪ねた鎌倉のケーキ屋さんを最近のブログで紹介された雪村月路さんが、しぐれちゃんを、”毛並みがツヤツヤ“と言ってくれたのですが、只今絶賛換毛期の真っ最中です。丁度、足の付け根の辺りが特によく抜けるので、所々中の白い毛がゴソッと抜けそうになったまま、部屋んぽの開始タイムになりました。 はずかしぃ 黒白うさぎになってますよ~ 先日、同日に幼なじみの友人と、昔職場で一緒に仕事をしていた友人から面白いものが送られてきました。幼なじみからの物は、正確には情報。 『しぐれちゃんが週刊文春6月2日号に載ってるよ!!』 と教えてくれたので、見てみるとキャハーーーーー!!!(*^▽^*) 🐎🦌×2なお母ちゃん…
3/29 『ミツバチのささやき』と『エル・スール』を名画座で見た。 ミツバチの方は何度か見たことがあったが、『エル・スール』は以前併映されていた時に見逃していたので、ようやく見ることができた。 良かったな...。ミツバチよりも好きかもしれない。冒頭からラヴェルの弦楽四重奏第3楽章が流れた瞬間に流石に身を乗り出した。全てが美しく接続して自分の世界に取り込まれていくような感覚を久しぶりに味わった。こういう父親の描写に弱い。 見た後でヴィクトル・エリセについて日本語で書かれた唯一の本を借りて読んだ。マルメロの陽光というドキュメンタリー作品はなかなか上映されず、今でもDVDが4万とかする。映画にはこう…
田舎の小さな街に住んでいるのだけれど、駅前に小さなカフェができた。経営しているのはもともと街の別の場所でイタリアンレストランをやっているところで、そっちのお店も好きだったのでオープンするのをわくわくして待っていた。 一回目に行ったときはコーヒーとパニーニを注文した。パニーニなんてあんまり聞いたことなかったけど、イタリア版サンドイッチみたいなものらしい。どちらも美味しかったので、こんなカフェが歩いて行ける距離にできてラッキーと思っていた。 昨日、またカフェに行ってみることにした。2回目の訪問だ。ネットで見たら新しくチョコバナナシェイクなるものがメニューに追加されたらしい。チョコバナナ大好き人間の…
日本で最初の隷書活字製造販売元として知られる活版製造所文昌堂が発行した、花形を主題とした活字見本帳である『花形見本』が、印刷図書館に蔵されています(Za359 https://mba-web.co.jp/opac/prj/details.php?id=7686)。表紙のコピーが手元にあったことを完全に失念していた文昌堂『花形見本』を久々に見返したところ思いもよらぬ意匠のものだったため、文昌堂の概要をまとめ、併せて刊記のない『花形見本』の発行年を推定してみます。 活版製造所文昌堂『花形見本』表紙(印刷図書館蔵)活版製造所文昌堂『花形見本』文字活字の広告(印刷図書館蔵)横浜市歴史博物館小宮山博史文…
作者の引き出し(仮)から発掘してしまったエロイラスト等 デジタル電磁気活版印刷によってVRマーカーポインターを コミックス等に持たせる。マンガイラストレーター プロアシスタント界隈、生き残りの為にマジ熾烈 出来る限り許されうるべき!!
ビル・ゲイツ Wiki ビル・ゲイツ 166の言語版 ページ ノート 閲覧 編集 履歴表示 ツール 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ビル・ゲイツ Bill Gates 2023年 生誕 William Henry Gates III1955年10月28日(68歳) アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル 住居 アメリカ合衆国 ワシントン州メディナ 国籍 アメリカ合衆国 民族 ドイツ系アメリカ人 イングランド系アメリカ人 教育 レイクサイドスクール 出身校 ハーバード大学中退 職業 実業家 慈善活動家 技術者 プログラマー 作家 活動期間 1975年 - 純資産 1…
キャラ作り休憩前置き ヒノキ「前回は、種族とキャリアが決まったのじゃが、かたやゲンブは『人間の兵士』というこれ以上ないほどの地味キャラに比べて、対する新兄さんは『ハーフリングのマンガ家』という色物ネタキャラを作り出してみせた」 ゲンブ「いやあ、さすがは新星どの。中世ヨーロッパ風のオールドワールドで、マンガ家を出して来るとは思いも寄らず。そもそも、ファンタジーRPGにマンガ家なる職業が存在するとは前代未聞。この発想力には感服仕った」 NOVA「たまたま偶然だがな。芸術家(アーティスト)がダイスで出て、キャリアの紹介イラストは普通に画家なんだ。でも、芸術スキルはいろいろとあって、前にソード・ワール…
ニューアカとは何か?を語る上で、宝島系の雑誌記事だったと思うが面白い解説があったので紹介してみたい。 学術的には、構造主義・ポスト構造主義などのポストモダニズムの日本版がニューアカデミズムになる。 それとは異なる解釈で書かれていた話で。1970年代に出版業界の印刷術が活版印刷から写植印刷に変わった。それに伴って、写真やイラストなどのグラフィックを中心としたグラフ誌の登場が期待され、科学雑誌においてもニュートンやウータンなどの写真雑誌が登場し、ニューサイエンスと呼ばれた。それの人文科学版がニューアカデミズムだ。 「構造と力」の巻末に付いているプレモダン/モダン/ポストモダンを示す様々な図像、90…
過日、大阪朝日堂活版製造所が鋳造した初号丸ゴシックフェイスで42ptボディの活字を入手しました。「秀英初号明朝フェイスの秀英舎(製文堂)製初号ボディ活字と42ptボディ活字」と同じ計り方で、縦3か所の平均が14.780mm(42.059pt)、横3か所の平均が14.743mm(41.956pt)。青山進行堂のピンマーク入り初号丸ゴシックフェイス・推定築地初号ボディの漢数字「三」4本および青山進行堂のピンマーク入り初号丸ゴシックフェイス・推定42ptボディの漢数字「三」1本の計5本と同時に使われていたらしき活字セットの一部だったものです(青山進行堂が鋳造したの初号フェイス活字の実測寸法については…
ジョン・ヘンリーの教訓 19世紀の都市伝説に「ジョン・ヘンリー」という人物がいます[1]。 彼は屈強な肉体労働者で、ハンマーを振るって岩に穴を開ける達人でした。ところが蒸気機関で動くドリルの登場により、彼は失業の危機に瀕します。そこで彼は、人間は機械よりも優れていることを示すために、穴開け競争で蒸気ドリルに戦いを挑んだというのです。 伝説によれば、ジョン・ヘンリーは(驚くべきことに)僅差で勝利を収めたとされています。しかし、あまりにも肉体を酷使したために、勝利の直後にその場で倒れて帰らぬ人になりました。周囲の野次馬たちは言いました。「彼は人間らしく死んだ」と。 この逸話から得られる教訓は何でし…
インターネット時代 ネットスケープが株式上場し、『Windows 95』が発売されてから、約30年が経ちました。この30年間は、まだ歴史を語れる状況ではないと思います。時代が最近すぎて、何が重要なできごとなのか取捨選択できないからです。 たとえば1999年に登場した『iモード[41]』は、その後の『EZweb』や『J-SKY』とともに、ゼロ年代の日本人にとって重要なインフラでした。しかし、それが世界の歴史の中でどのような位置づけになるのか、まだ分かりません。かつてのフランスの『ミニテル』と同様、ちょっとした挿話程度になってしまうかもしれません。 もしも読者のみなさんの記憶に鮮やかな事件を網羅し…
ソクラテスからSNS 「言論の自由」全史作者:ヤコブ ムシャンガマ早川書房Amazonこの『ソクラテスからSNS』は、紀元前の古代アテナイの時代からはじまって、インターネット時代である21世紀の現代に至るまで、世界中の「言論の自由」をめぐる事件や動きを取り上げていく、「「言論の自由」全史」に嘘偽りない内容である。言論の自由は昨今突然現れた概念ではない。古代アテナイの政治家、ペリクレスは紀元前431年に開かれた議論、反対意見の許容といった価値観を称揚したし、9世紀、自由思想家、イブン・アル・ラワンディはアッパース朝で預言者や聖典にたいして疑問を呈した。その後も印刷技術の誕生による出版物の大規模な…
先月末の 製本マルシェ2024 の 〈お楽しみくじ引き〉は参加賞w でも、こんなすてきなものをもらっちゃいました(^^)/ ↓ ↓ ↓ 製本クロスの端布です♡ 参加賞でこれって 入場無料なのに気前良すぎでしょ(^^; うれしいけどw せっかくなので、いただいたクロスをつかって こんな風にしてみましたよん(^^)v ↓ ↓ ↓ 昨秋つくった〈市谷の杜 本と活字館〉の カップスリーブ集に 開館3周年記念でもらったバッヂを 綴じ込んだの♡ 活版印刷の本づくりWSのレポート冊子を いっしょに綴じ込もうと思って 背幅に予備を持たせていたその厚みがぴったりで まるであつらえたようw 色合わせ的にはビミョー…
中井久夫 人と仕事 作者:最相葉月 みすず書房 Amazon 本書は、2017年から2019年にかけて、みすず書房より刊行された『中井久夫集』全11巻の解説をもとに、大幅に加筆修正をおこなったものである。中井の逝去にあたり、長年の担当編集者であった守山省吾氏より、通読することで中井久夫の生涯を浮かび上がらせることができるとして、一冊にまとめることを勧められた。 と、あとがきにおいて本書の編まれた経緯を知ってなお、どこかしらモヤモヤとしたものが残る。 一見して、なんとも捉えどころのないテキストなのである。巻末に30ページにもなる年表が付されているにしては、系統的なクロニクルをめざして書かれた形跡…
「ほしくんは紙の本派なんだね。俺は断然電子書籍派。紙には戻れない」 昼休みに本を読んでいた僕に言った上司の何の気なしの一言だった。 (昨晩めちゃくちゃいいところで読むのをやめたため、どうしても読み進めたくて職場に持ってきた。普段はこんなことしない) 別にマウントを取ってきたわけでもないし、僕が電子書籍アンチというわけでもない。 けれど、この派閥は時に争い、その争いというのはなんだかずーっと続いているような気がする。 結局好みの問題だから、どっちがどっちという結論は出ないのに。 僕は電子書籍も利用している。 けれど、“も”というだけあって、僕が本買うとき、それは紙の本を買うことを意味する。 僕の…
91,92年写真コピーライツ入ってるね 戦争青写真?? 磁気活版印刷技術系に見える隠し要素 当時リアルキヴォトスにいたぼくが写ってる写真だ どう見てもチー牛先生、ぼくだ……、的部分あるわ、ほかにも マークされてる人居るっぽいけど……!!? あ、ふ〜〜ん、マジか、あと56ページ86ページと 156,158,159,162ページ辺りも。いちぶライフル構えて撃ってる俺まで……。