本日も福岡近郊の遺跡巡り。最近のすきま散歩のテーマは魏志倭人伝に出てくる古墳時代の国巡り。ご存じとは思うが、魏志倭人伝とは280年から297年の間に中国で書かれた歴史書の「三国志」の巻三十「烏丸鮮卑東夷伝」の一部で、日本に関するまとまった文献としては最も古いもの。 魏志倭人伝 魏志倭人伝によると、古代中国によってソウルの南あたりに置かれた帯方郡からの使者は、船に乗って対馬国、一支国(壱岐)、末廬国(松浦)と進んで現在の九州に上陸し、陸路で伊都国、奴国、不弥国、投馬国、そして邪馬台国へと至っている。 このうちの奴国は現在の博多近辺とされており、2024年1月14日を中心に遺跡巡りを行った。 na…