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沸騰水型軽水炉

(サイエンス)
ふっとうすいがたけいすいろ

[英] Boiling Water Reactor (略称:BWR
沸騰水型軽水炉は、軽水炉型原子炉の種類の一つ。
原子炉の炉心を一次冷却水(軽水)が冷却しており、ここで作られた水蒸気が直接発電タービンを回す。水蒸気はその後復水器の中で水に戻り、再び原子炉へと循環する。
この方式は加圧水型軽水炉と比べて発電効率が高く、日本の原子力発電所の約半数を占めている。

構造

この方式の原子炉は主に

  1. 原子炉圧力容器
  2. 原子炉再循環ポンプ
  3. 制御棒
  4. 原子炉格納容器
  5. 圧力抑制室

で構成されている。

原子炉圧力容器の中には

  • ジェットポンプ
  • 気水分離器
  • 蒸気乾燥器

が内蔵されている。

歴史

この型式の原子炉は1956年アメリカアルゴンヌ国立研究所
アメリカ合衆国エネルギー省、シカゴ大学)に実験用の原子炉が建設されて臨界に達し、
実用化したのはアメリカゼネラル・エレクトリック社(GE社)で、
1960年6月アメリカイリノイ州ドレスデン原子力発電所で出力は18万キロワット*1
日本では東芝日立製作所がその技術を輸入した。
東京電力中部電力中国電力北陸電力が採用している*2

日本にある沸騰水型原子炉

東京電力

沸騰水型軽水炉

(サイエンス)
ふっとうすいがたけいすいろ

原子炉の型式のひとつ。

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