自分の描きたいテーマを徹底的に調べぬくことから 「調査魔」とまであだ名された今村昌平が 本作の映画化のため当時の日活の専務を出張先まで追いかけていき 風呂場で背中を流してまで、企画を口説き落としたという力作 ちなみにこのころ今村の奥さんが、近所の奥さんを集めて アニメのセル画の着色の収入で、監督を支えていたのも有名な話 タイトルの由来は、生殖本能本位で生きる人間の姿を 昆虫観察のように客観的視点で描いたことから 女も虫も、ジタバタしながら案外長らく生きながらえる (冒頭の地面を這いつくばる虫は「ゴミ虫」の仲間) 今のハリウッドなら差別だ#MeTooだと叩かれそうですな(笑) 在日韓国人(小沢昭…