いけなみ・しょうたろう(1923-1990) 作家。小説家。 1923年(大正12年)1月25日、東京・浅草生まれ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960年(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。テレビシリーズとなった作品も多い。美食家・映画評論家としても著名である。小説、エッセイ多数。1990年(平成2年)5月3日、急性白血病で急逝。
真田太平記(六)家康東下(新潮文庫) 作者:池波正太郎 新潮社 Amazon 天下を治むる人びとは、その日暮らしであってはならぬ。 家康暗殺ばれる。それを逆手に諸大名を攻撃する家康。 鈴木右近、すっかり結婚願望がなくなる。 自分は結婚したくないのに、家来の赤沼瀬兵衛には再婚を進める右近。 慶長5年(1600年)。 前田利長の母芳春院、人質として江戸へ。 秀吉死後、いったん国許に帰ったら?と家康に言われて帰った上杉景勝が音信不通。 不安になって家康手紙送るけど景勝返事なし。 真田幸村34歳。 壺谷又五郎、向井佐平次の本当の。。 直江状、家康59歳、こんな無礼な手紙見たことない。 福島正則40歳、…
4519号 3月4日(月)夜 昨日は、ひな祭り。また、少し暖かくなった。 ひな祭りといえば、蛤(はまぐり)。 なぜであろうか。 蛤に限らず、貝類の旬は春、だから、ということかと思っていたが、人形の東玉によれば、蛤は二枚貝で貝殻は、他の貝殻とは合わない。 夫婦和合の象徴ということか。そういえば、昔、平安の頃か、貝合わせなんという遊びもあった。 ともあれ。 蛤というと池波先生であろう。お好きであった。「その手は桑名の焼き蛤」で有名な、伊勢湾桑名の蛤なども書かれているが、蛤の湯豆腐というのが 「食卓の情景」に登場する。 蛤のつゆで、酒を呑むという。つゆや汁で酒を呑むというのは、違和感があったが、試し…
こんにちは、暖淡堂です。 池波正太郎さんの「真田太平記(十)大坂入城」、面白いです。 真田幸村が、わずかな家臣たちとともに九度山を密かに抜け出して大坂城に入ります。 そこには豊臣方につく武将や浪人たちがたくさん集まっていますが、中心となるべき有力な大将がいません。 幸村は真田家の兵術の真価を世に問うべく、自らに従う兵達のみを率い、大坂城の南に出城「真田丸」を築き、迫りくる家康軍を待ちます。 やがて大坂冬の陣。 緒戦を智謀で勝ち抜く幸村の名は、天下に轟くことになります。 未読の方、オススメです、ぜひどうぞ。 (シリーズ全巻も) 真田太平記(十)大坂入城(新潮文庫) 作者:池波正太郎 新潮社 Am…
真田太平記(五)秀頼誕生(新潮文庫) 作者:池波正太郎 新潮社 Amazon わしの目から見ると、人よりも獣のほうが大分に悧口のようみおもえてならぬわ。 真田昌幸47歳、信幸28歳、幸村27歳。 釜山で苦戦する日本軍。日本で能の稽古する秀吉。 秀吉58歳、秀次26歳。 淀の方、25、6歳で懐妊。 大園遊会。秀吉の瓜売り。家康のアジカ*1売り。昌幸猿使い。 秀頼誕生。 昌幸51歳、信幸31歳、幸村30歳。 秀次、関白の千人斬り。 秀次28歳、謀反の疑いをかけられて高野山で自決。 秀次の正室一の台は山手殿の妹。 慶長元年の大地震。 謹慎解けてないけど、心配で秀吉のもとに駆けつけた加藤清正。熊本城主…
ランキング参加中ライフスタイル ランキング参加中健康 市や県、行政の広報でも文学散歩はよく見られ人気のようです。私自身、作家のゆかりの地を散策するのが好きです。鎌倉の隣りに住んでいますが、鎌倉文士というと、川端康成、芥川龍之介、大佛次郎、里見弴、小林秀雄、中原中也、久生十蘭、澁澤龍彦、、と錚々たる顔ぶれで、引っ越して来た当初は浄智寺の澁澤家の墓にも参りましたし、瑞泉寺の山崎方代の歌碑も見に行きました。夏目漱石の『こころ』で主人公と先生が出会うのも鎌倉の由比ヶ浜ですし、江戸川乱歩の名作長編『孤島の鬼』で海水浴客の中で探偵が殺されるシーンも由比ヶ浜海岸です。 私は文学以上にロックやパンク、ブルース…
4504号 2月13日(火)夜 さて、今日は[資生堂パーラー]銀座本店。 一年ぶり。 池波レシピ、で、ある。 10年以上前だが、NHK文化センターの「池波正太郎と下町歩き」で訪れてもいる。 この時、界隈のことを含めて細かく触れている。こちら↑もご参照されたい。 先生はエッセイでもなん回も書かれている。戦後ももちろん行かれているのだが、最初は戦前。先生が戦争へ行く前の10代の頃。 兜町の株や(証券会社)の小僧をしていて、株で儲け、まあ、それこそ吉原へも通い、遊び歩いていた頃。横浜までタクシーを飛ばし、かの[ホテルニューグランド]まで行ったり。浅草生まれ育ちの先生に銀座はやはり華の場所であった。今…
真田太平記(四)甲賀問答 (新潮文庫) 作者:正太郎, 池波 新潮社 Amazon 笑ってみるのがよいのだ。 山中内匠長俊、御伽衆兼忍。 忍を人間扱いしてくれるのは武田家だけ。 壺谷又五郎のポリシー、忍には熱い血がなくてはならない。人間だもの。 小松殿を暗殺したい真田昌幸。 田子庄左衛門、お江の父馬杉市蔵が命の恩人。今度はお江を助ける。 真田幸村、大谷吉継の娘於利世(おりよ)と祝言。 柳生五郎右衛門、どんな人でもすれちがうときは自分が道をよける。因縁つけられても無言の圧。かっこいー! 興福寺の塔頭((子院)。)(たっちゅう)のひとつ、宝蔵院。 名護屋城址の石垣の様子はハムレットの要塞のよう。b…
真田太平記(三)上田攻め (新潮文庫) 作者:正太郎, 池波 新潮社 Amazon 小心でなくては、大胆にもなれぬものだ。 瘍(よう)ができやすい家康。吹き出物? 今川義元の息子、氏真(うじざね)は蹴鞠の天才。時代がちがったらサッカー選手とかなれたかもしれないね。。 樋口角兵衛、どう見ても15歳じゃないひげ面。 源二郎が気に入った上杉景勝。人質ではなく、出仕という扱いに。しかも領地まで与えた。 四国を平定して関白になった秀吉。関白は天皇を補佐する最高の職名。藤原秀吉になったけど、藤原氏たちからうざがられて、直接天皇から豊臣姓もらい太政大臣に。天皇に代わって天下を治める。 朝日姫、家康とは四度目…
神田、日本橋、池之端、浅草、入谷、吉原、向島、千住、王子、牛込、音羽町、本郷、伝通院、湯島、駒込、護国寺、妻恋町、目黒不動、高田馬場、小伝馬町、板橋宿、 ☆地名 これらの地名の数々。 最近親しんでいる時代小説に登場してきます。 時代劇が好きで、東京出身の私としても懐かしい地名の数々です。 50年前のそれぞれの場所の風景が目に浮かびます。 山本周五郎さん、池波正太郎さん、司馬遼太郎さんはもちろんですが、 最近ではあさのあつこさん、知野みさきさん、今村翔吾さんなどに、親しんでいます。 この1週間は、 池波正太郎さんの梅安シリーズを オーディブルで一日中聴いていました。 ☆言葉 梅安シリーズの各本の…
常盤新平(1931ー2013)という名前を聞いて、「ああ」と、思い当たる人はそう多くないと思います。アメリカのペーパーバックスを読み漁った若い時代を描いた自伝的小説「遠いアメリカ」で、1986年に直木賞を受賞。しかし、小説は余技でした。 わたしにとって常盤さんは、雑誌「ニューヨーカー」のコラムを厳選して紹介してくれる、感度の優れた翻訳者であり、また、お洒落なエッセイストでした。常盤さんを通じて触れる、ニューヨークの一流コラムニストの文章には、あのころのわたしが求めるエスプリが詰まっていました。 アメリカの現代ジャーナリズムと文学、文化について、常盤さんには数十冊の翻訳、著作があります。わたしは…
~隋書が、魏志倭人伝から邪馬台国を削除していた~ 2024.3.18. 殿岡 誠一郎 魏志倭人伝によれば、邪馬台国は「山島」にあった。この「山島」こそが、倭人伝のキーワードであった。このキーワードをもとに、邪馬台国探求の旅が始まる。邪馬台国は、九州の北部沿岸にある“山”の麓にあったのだ。しかも、倭人伝にいう邪馬台国は、後世の中国の正史からは完全に無視されている。倭人伝が邪馬台国としたのは、邪馬台という地名の誤記または誤認、だった。 一方、中国歴代の正史は、各時代の日本の都の所在地を示していた。外交関係を結ぶためには必須の情報であるから当然であるが、それにとどまらず、中国の史書は、日本の歴史をそ…
鬼平犯科帳もようやく半分近くまで進みました。 今回も人情たっぷり、剣戟たっぷり。 「雨引きの文五郎」一人働きの盗賊文五郎を見かけた平蔵はわざと泳がせますが、盗賊間の争いが起きます。 「鯉肝のお里」鯉の肝臓というものはうっかりつぶしてしまうと苦味と悪臭が出てしまいます。そのようなものを異名に持つ女賊お里は元夫の父親長虫の松五郎と共に暮らしていますが、それを発見した火盗改は五郎蔵とおまさを監視役とします。その間に二人の関係が深まってしまいます。 「泥亀」元盗賊の泥亀の七蔵は茶店の主人に収まっていましたが、昔の知り合いの関沢の乙吉からかつてのお頭牛尾の太兵衛が亡くなり、その妻子が苦難を味わっていると…
池波正太郎の時代小説『剣客商売』を原作としたテレビドラマ『剣客商売』の主役、秋山小兵衛の役を演じた俳優は、山形勲、中村又五郎、藤田まこと、北大路欣也と4人いるけれど、原作とは違い、みんな背は低くない。原作では小兵で背が低く小さい人物として描かれているので、イメージに合う俳優がいないのだ。でも、ドラマやストーリーは面白いので、見慣れれば違和感はないんだけどね。 過去に倅の秋山大治郎を演じた俳優は、加藤剛、渡部篤郎、山口馬木也、斎藤工、高橋光臣の5人。原作によれば大兵だから、背丈のでかいのがイメージ。斎藤工が一番イメージに合ってる感じだけど。 北大路欣也版のシリーズは、6作で2時間ドラマになってい…
曇のち雨。 9時半起床。 四年に一度のうるう日。 この日が私の入門日で、落語家生活丸二十四年、となる。 短い様で振り返れば矢張り長かったかなと、今は思う。 三越前。 かっぽれお稽古。 「車引」。 津田沼。 「ファミー」。 サウナ五セット。 途中サウナ室内にて地震有。 嘗て伊東四朗がサウナに閉じ込められたエピソードが一瞬頭をよぎるが、無事収まりホッ。 帰宅し、炒飯弁当。 新潮文庫、池波正太郎「秘伝の声 下」読了。 解説にて、新聞連載小説であったと知る。 Amazonプライムビデオ、「ファースト・ブラッド 連続殺人鬼最初の事件」。 全十話観了。 2022、米。 連続殺人犯の生い立ちや犯行を調査した…
ここ最近は人の日記が読みたくて色々漁っているのだが、昨夜に読み終わった『池波正太郎の銀座日記』が良かった。 “食”に対して並々ならぬ執着があるのがわかる。何を食べたかをよく書かれているので、その食生活で「痛風が辛い」と言ってるははジョークなのかなんなのかと思いながら読み進めた。 文庫本の裏側には“亡くなる2ヶ月前まで8年間の連載”とあり、終盤になると体調が悪そうなことが書かれている。その数年前から体重も徐々に減っているのを「通っている鍼医のおかげで健康になったから」と誇っているのだが、これも最後を知っている私は「その食生活でその減り方はおかしい」と思ってしまう。 一番興味深かったのは、作者が気…
『山の上ホテル』各駅停車の旅~御茶ノ水駅&神保町駅② 2018年~2024年 "Hilltop Hotel" Trip by each station stop Ochanomizu Station & Jimbocho Station Introduced from photos taken in 2018 ~ 202 山の上ホテル 2023年 山の上ホテル エントランス 2018年 政府登録国際観光ホテル 景観まちづくり重要物件 千代田区 大ロビー 小ロビー ロビーの一角にある辞書コーナーとライティングデスク。 また館内には作家の池波正太郎さんから送られた絵がいくつも飾られていました。 池…
午後に雨上がる。 今日は駅まで徒歩通勤。 歩きながら想像した。 自分が貧しく、自転車を買う余裕がない。 数ヶ月節約して、やっとのことで中古の自転車を手に入れる。 駅までの道、さっそうと朗らかにペダルを漕ぐ自分を想像した。 なんだか日活の青春映画のワンシーンみたいに。 世界がまだ若く、右肩上がり、確実に階段を上がっている。 高度成長期、発展途上にいるというのはそういう感覚なのだろう。 久しく僕らにそれがない。 いや、少しだけどあるかな。 同類の高揚を覚えるのは新しい道具を手に入れたとき。 近年では一昨年の9月、iPad Airを買ったときか。 物欲は生きる意欲だなと思う。 確定申告を済ませたら、…
Masculin:今日はサンドウィッチ・デイ。例によってどこかの団体が頭をひねった故実ならぬこじつけだそうです…3と3とで1をはさんでるとかって。 Féminin:何だか笑う気にもならないわねぇ…もうひとつこれもどこかのパン屋さんだかが11月3日のサンドウィッチ伯爵のお誕生日でサンドウィッチの日を勝手に決めたとか。 M:記念日なんてのは言った者勝ちで何でもありなんですよねぇ…一句出来ました。「逞しき商魂のみが透けて視え」お粗末…ところで食いしん坊のお姉様が一番お好きなサンドウィッチって何です? F:一番て訊かれても…あぁそうそう、密かに好きなのがあったわ。普通の食パンで普通のプロセスチーズをは…
労作 という言葉は、この本のためにあります。 膨大な資料をあたり、検証のために、 全国を食べ歩いた結果が、この一冊。 というか、当初は電子書籍で発表され、 それが早川書房編集部の目にとまり出版されました。 著者はITエンジニアだそうで、 本業のかたわらでこれだけの仕事をされたというのは 絶賛すべき偉業です。 ソース焼きそばは戦後の大阪発祥 という通説に対して、著者は次のように事実を整理します。 中華麺の普及が大正末期。 ソースを使ったお好み焼きが誕生したのは昭和になってから。 さらに、中華麺とソースが鉄板を介して出合ったのが おそらく昭和10年代だったのではないか。 ソース焼きそばの発祥地につ…
またも強敵が現れ、火付け盗賊改め方全体が危機となります。 「用心棒」茶店笹やの主お熊の昔馴染み、高木軍兵衛が久しぶりに江戸に現れ、大店の用心棒に雇われる。しかし彼は一時盗賊の手伝いをしたことがあり、その頃の仲間に見つかって今の店への手引きを強要されるが。 「あきれた奴」火盗改同心小柳安五郎は自ら捕らえた盗賊鹿留の又八の妻子が川に身投げしようとするところを偶然通りかかり助ける。その話を聞いて又八に同情した小柳は逃亡した又八の共犯者を捕まえさせようと又八を牢から逃し、代わりに自分が牢に入って待つことになる。その小柳を平蔵が評したのが、あきれた奴。 「明神の次郎吉」盗賊明神の次郎吉が旅のさなかに出会…
こんにちは! 吉田菊子です。 ほぼ毎週木曜日の夜9:30から、20~30分、朗読をお届けする、zoom白菊朗読会。 前回、2月29日にご参加くださった皆さん、ありがとうございました! 今度は3月14日(木)です。 zoomミーティングに参加するには、 以下の「Launch Meeting - Zoom」と青い文字で書いてあるところをクリックしてください。 ミーティングIDやパスワードの指定をする必要はなく、直接、ご参加いただけます。 (青い文字の下にある【注意事項】も、必ずご確認ください。) Launch Meeting - Zoom ※ 過去の回の青い文字をクリックしても、ご参加できません。…
中野のお父さんシリーズ第4弾。今回も、文芸雑誌編集者の美希が、仕事先で 出会った本にまつわる数々の謎を、中野にいる元国語教師のお父さんに解決して もらいます。五作が収録されています。 北村さんらしく、文芸と落語が絡んだお話が多かったですね。一話目は、夏目漱石 にまつわる謎。漱石が<アイ・ラブ・ユー>を『月がきれいですね』と訳した という逸話は有名だが、それは本当に根拠のあることなのか?二話目は、松本 清張の『点と線』にまつわるもの。列車の時刻表を使ったトリックものだが、 飛行機について警察が考えないのはおかしい。そのことについて当時清張と対談した 誰かが、『手おくれ』と言っていたらしい。その人…
この巻にも小品7編が収められています。 「雨乞い庄右衛門」老いた本格派盗賊の庄右衛門が最後の盗みをしようとしますが、もはや昔の手下たちはそのような悠長な盗みより殺人強盗をやりたがります。 「隠居金七百両」この話も引退した盗賊が貯めこんだ隠居金をめぐる争い。平蔵の息子辰蔵がまた働きます。 「はさみ撃ち」貸本屋として家々を回りながら盗みの標的をさぐり、その家の女をたらしこんでしまう友蔵という盗賊が狙いをつけたのは薬種屋ですが、実はその家の主人は元盗賊、若い女房の浮気も面白がって見ています。 最後には友蔵一味が押し入るのですが、前には主人と番頭、後ろからは火盗改がはさみ撃ち。 「搔堀のおけい」密偵の…
散歩の途中のコンビニで「文藝春秋」4月号を購入。 文藝春秋2024年4月号[雑誌] 作者:藤原正彦,塩野七生,保坂正康,佐藤優,鹿島茂,清武英利,京極夏彦,内館牧子,柳田邦男 文藝春秋 Amazon 兄・村上隆 俺は好き嫌いしか判断力のない日本の美術界が嫌で、博士課程を終えて早々に日本画をはなれたけど。 一歩日本を出たら世界の美術シーンには圧倒的な階級構造があって。 俺はカイカイキキというチームで創る 自分のどこかにリアリティがないと作品に向き合えない。 自我を崩壊させるような体験がないとな 「ネット時代で情報がフラット化して、賢い人はより賢くスピーディに世界を拡げて金を稼げるけど、愚鈍な者は…