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汝は人狼なりや?

(ゲーム)
なんじはじんろうなりや

ロシアの伝統的なパーティーゲームを元にした、推理と冤罪のゲーム。

ゲームの概要

基本的に、数名の狼人間(人狼)と、残りの村人に分かれて遊ぶ。

村に何人か、狼人間がいて、夜な夜な村人を殺してまわっている。誰が狼人間かは判らない。村人たちは、昼ごとに会議を開き、村が滅びる前に、疑わしい者を私刑にかけてゆかなければならない。…というストーリー。

村人は、一刻も早く狼が誰であるかを、つきとめめなければならない。

狼人間は、自分が私刑にかけられないように、世論を誘導して、自分以外の村人が疑われるようにし向けなければならない。

準備

  • プレイヤー人数:8人以上(プレイ人数によって狼の人数は変動。)
  • 「狼」「予言者」「それ以外(村人)」が判るようなカード
  • マスター(ゲームには参加せず、夜・昼の進行、死者への宣告などを行う)

ルール

  • 「夜」と「昼」が繰り返される。
  • 「夜」には、狼人間は、秘密のうちに(皆が目をつむっているうちに)村人を一人指名して、その村人を殺す(ゲームから除外)することができる。
  • 「昼」には、残った村人(狼人間も含む)で討議して、誰が狼人間かを決め、その者をリンチ(ゲームから除外)にする。
  • 昼と夜を繰り返し、以下のどちらかの条件を満たしたらゲーム終了。
    • 「狼人間」と「村人」「予言者」が同数:狼人間の勝利
    • 「狼人間」が全滅する:村人の勝利
  • 予言者は、夜ごとに、狼人間とは別に、誰か一人を指名して、そのプレイヤーが狼人間かどうかを尋ねることができる。

ゲーム性

ある人の言動が、「無罪を主張しているのか」「無罪を主張しているふりの狼人間」なのかが、最終的に全くわからない(何の根拠もない)点が、このゲームのポイント。疑われたら、屁理屈でも詭弁でもいいので覆すようなことを言わない限り、「狼人間」とみなされて、リンチにされてしまう。

また、「予言者」という職業は、誰かが狼人間である(あるいは、村人である)ということが判るが、その情報をそのまま討議に用いても、「予言者のふりをして誰かを陥れようとしている狼人間(多人数プレイでは、狼は複数いるので、狼同士が予言者と村人のふりをしてかばい合うというプレイも可能)」と取られてしまう可能性もある。

ヴァリエーション

人数が増えたら、「村人」「狼」「予言者」以外に様々な役割のキャラクターを含めてよい。それぞれの目的が違うので、ゲームが複雑になる。

入手

現在、キャラクターを増やした専用のカードセットが発売されている。日本でもホビーショップなどで入手可能。

オンラインで

このゲームを元にした、チャット/掲示板システムが各所で稼働中。

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