今週のお題「一気読みした漫画」 小学生の頃は、毎晩のように「お絵描き」をしていた。少女漫画に描かれた長い巻き毛や、夢みる瞳に魅了されて、女の子の金髪の巻き毛のツヤの出し方や、潤んだ瞳の描き方などを何度も何度も練習したものだ。頭の中にストーリーが湧いてきて、時間を忘れて描いていた。特段にお絵描き帳などなかったので、描くのは、親に貰った広告紙や印刷物の裏紙だった。 もう遠い彼方の記憶になるが、水野英子さんの作品が思い出される。何という題名だったろう、週刊マーガレットに連載されていた漫画の数々。そのひとつに、主人公の青年が会うたびに、短い間なのに、女の子が成長している不思議な物語があった。思い出した…