2月6日朝日新聞の「交論」「戦争の語られ方」を紹介します。一部を抜粋します。 言いにくかった停戦 現実とズレ 佐藤優さん 聞き手 編集委員・副島英樹 2024/2/6 戦争の語られ方 約2年前、ロシアがウクライナに侵攻し、日本でもにわかに関心が高まったが、様々な角度から成熟した議論をかわすのは案外難しい。主権を踏みにじられたウクライナへの同情的な声が圧倒的な中、即時停戦の必要性を説く作家で元外交官の佐藤優さんに話を聞いた。 開戦から2年。祖国を守るウクライナに対する支援の機運が最近は変わってきたように感じます。 佐藤「世論や西側の対応は現実的になってきました。『ウクライナの必勝を確信する』と頑…