水中の生物で遊泳能力を持たず海中に漂うものをプランクトンといい特にその中でも、クロロフィルを持ち光合成を行うものが植物プランクトンである。
植物プランクトンには多様な種群が含まれており、灰色植物・クリプト藻・不等植物・ユーグレナ・紅藻・渦鞭毛藻・クララクニオン・ハプト藻などが上げられ藍藻・原核緑藻を含む場合がある。
が上げられる。大きさは大きいものではクラゲのような数メートルになるものから、小さいものでは近年0.5マイクロメートル以下のものも見つかっている。
これらの門は18SrDNAの研究から,別々に単系統群であり独立に進化したものであることが支持される。その一方で葉緑体に含まれる16SrDNAの塩基配列からはどれも共通の葉緑体を祖先とする単系統とされる。したがって、原核の藍藻が真核の従属栄養生物に一次共生したものといえる。さらに、これらの一次共生生物は他の従属栄養生物と二次共生し葉緑体を獲得したものがいることが、葉緑体の膜の数が1-4重まであること。さらに、核の痕跡ヌクレオモルフなどから明らかにされており、渦鞭毛藻、黄色植物門、ユーグレナ藻類が上げられる。