政治家(衆議院議員)。柿沢弘治元外相の長男。民主党→みんなの党所属。
昭和46年、ベルギー・ブリュッセル生まれ。東京都江東区育ち。 東大卒。元NHK記者。
2008年2月9日、飲酒運転で事故を起こし2期務めた都議を辞職。 2009年8月の衆院選でみんなの党(東京15区)から出馬、古巣・民主党の東祥三に敗れるも比例復活で初当選。 2012年、第46回衆議院議員総選挙において、東京都第15区で初の選挙区当選を果たした。 2013年8月23日、みんなの党へ離党届を提出。
昨年4月の東京都江東区長選を巡り、区議らに現金の供与や申し込みをしたとして公選法違反(買収など)の罪に問われた前法務副大臣で元自民党衆院議員の柿沢未途被告(53)の論告求刑公判が1日、東京地裁であった。検察側は懲役2年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求め、結審した。判決は14日。 検察側は論告で、被告は対立していた当時の区長と自民都議だった息子の力をそぐため、前区長の木村弥生被告(58)=同罪で在宅起訴=を擁立し、当選を確実にするため自民区議らに現金を配ったと指摘。「金の力にものを言わせ政治的基盤を万全にしようとした犯行で、選挙の公正さを害し、悪質。国民の政治不信に拍車をかけた刑事責任は…
初公判が行われた柿沢氏 「全て、争わない」 マスクごしにくぐもった声で起訴内容を認めたのは、柿沢未途前法務副大臣(53)だ。昨年12月28日に逮捕され、年末年始を拘置所で過ごし、やや痩せたようだ。後ろに流していた髪を前におろし、ノーネクタイ姿で衆議院議員時代からの溌剌とした印象は一変していた。 【内部資料】山崎元江東区長の不正がびっしり…衝撃の証拠文書 2月14日、昨年4月の江東区長選挙を巡り、公選法違反に問われた初公判で、柿沢氏は「多くの人を巻き込み、私の責任は重い」と謝罪。続く20日の被告人質問でも謝罪後に「公訴事実について一切争わないこととした」と述べた。 一方で検察の尋問には「お答えを…
昨年4月の東京都江東区長選を巡る公選法違反事件で、買収などで起訴された元衆院議員の柿沢未途被告(53)は14日、東京地裁の初公判で起訴内容を認めた。一方、柿沢被告側から現金を受け取ったとされる被買収罪で在宅起訴され、自民党を離党した3区議は裁判で全面的に争う構えだ。「法廷で明らかにすべきだ」「納得した説明がない」。21日開会の江東区議会では、3区議への意見が割れている。(井上真典) あわせて読みたい 江東区長選は「柿沢プロデュース」だった 柿沢未途元衆院議員、初公判で買収認め「全て争わない」 ◆「無所属でも考え方は自民、3人まとまっていよう」 3区議は1月22日に新会派「江東清風会」を結成。4…
去年4月に行われた東京の江東区長選挙をめぐり、公職選挙法違反の買収などの罪に問われている柿沢未途前法務副大臣の初公判が開かれ、柿沢元議員は「争いません」などと述べ、起訴された内容を認めました。 前法務副大臣で今月1日に議員辞職した柿沢未途被告(53)は、去年4月の江東区長選挙をめぐり、秘書に指示するなどして区議会議員など10人に選挙運動の報酬としてあわせておよそ280万円を提供したり提供を申し込んだりしたほか、インターネットに木村弥生・前区長への投票を呼びかける有料広告を掲載させたとして、公職選挙法違反の買収などの罪に問われています。東京地方裁判所で開かれた初公判で、元議員は「争いません。大変…
去年4月に行われた東京の江東区長選挙をめぐり公職選挙法違反の買収などの罪に問われている柿沢未途前法務副大臣の初公判が14日、東京地方裁判所で開かれます。元議員は起訴された内容を認めるとみられ、現金を提供した経緯などについてどのように説明するか注目されます。 前法務副大臣で、今月1日に議員辞職した柿沢未途被告(53)は、去年4月の江東区長選挙をめぐり、秘書に指示するなどして区議会議員など10人に選挙運動の報酬として、合わせておよそ280万円を提供したり提供を申し込んだりしたほか、インターネットに木村弥生前区長への投票を呼びかける有料広告を掲載させたとして、公職選挙法違反の買収などの罪に問われてい…
柿沢未途氏、5期目の当選 2023年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で柿沢未途氏は東京15区から無所属・自由民主党推薦で5期目の当選を果たした。 柿沢氏は、政治家としてのキャリアを築く中で、父である元外務大臣の柿沢弘治氏の影響を受け、幼少期から政治家としての道を歩んできた。 慶應義塾大学法学部を卒業後、父の秘書を務め、2007年には東京都議会議員選挙で初当選し、その後、衆議院議員に転身。 自民党内で安倍晋三元首相の側近として活動し、改正共謀罪の成立に尽力した。 しかし、安倍氏の退陣後、新たなリーダーの台頭により党内での地位を確立する必要性が生じている。柿沢氏には、自身の存在感を再確立し、…
コラムもおよそ1年振りになります。肩に力が入るようなテーマは避けていましたが、最近のニュースを見ていると、書く意欲が湧いてしまいました。 1 「岸田減税」のナゾ 10月下旬、岸田総理は唐突とも言える所得税減税を打ち出しました。当初自民・公明両党による提言は、所得税減税は盛り込まれていませんでしたが、岸田総理は「所得税の減税を経済対策に盛り込みたい」と強く要望します。 所得税減税では実施と効果に時間がかかり、国民生活への対策としては給付金方式の方が有効と思われていました。そして何よりも先に岸田総理が打ち出した「防衛増税」と整合性が合いません。 それでも岸田総理は「過去の税収増分によって発生した剰…
昨日の国会の模様を紹介する記事やTwitter(あっ、今はXとか言うんでしたっけ)などをいくつか見たのですが、予算委員会で質問を受けなければならないのに、「敵前逃亡」するかのごとく、辞職願を出して?委員会をトンズラする法務副大臣とか、まあ、あきれてものも言えない体たらくぶりです。施政方針演説で「経済、経済、……」と連呼していた岸田さん、「デフレ脱却のために」減税が必要だとか言ってますが、今のこの物価高を「デフレ」ととらえる人はいないでしょう。結局、他人が書いたものを読み、他人が敷いたレールを走るだけだと、こうなるのか。月が替わってまたメディアが世論調査をすると思いますが、内閣支持率、どこまで沈…
秋元司氏 公職選挙法違反で起訴された柿沢未途被告=自民を離党=の辞職に伴う衆院東京15区補欠選挙(4月16日告示、28日投開票)に、カジノを含む統合型リゾート(IR)を巡る汚職事件の1審で実刑となった自民党元衆院議員、秋元司被告(52)=控訴中=が出馬する意向を固めた。今月22日に東京高裁で2審判決を控えているが、有罪、無罪にかかわらず出馬するとしている。秋元元議員が取材に明らかにした。 元議員は2019年12月に収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕され、保釈中の20年8月には証人を買収しようとしたとして組織犯罪処罰法違反容疑で再逮捕された。東京地裁は21年9月、懲役4年、追徴金約758万円の実刑判…
4月16日の告示まで1カ月を切った衆院東京15区補選は、2023年9月に結成された「日本保守党」の国政選挙初参戦となる。代表を務める作家・百田尚樹氏は安倍晋三元首相(2022年死去)との親密な関係で知られ、安倍政権の「応援団」の1人だったが、現在は自民党批判に転じている。その理由とは。(宮尾幹成) ◆自民党を上回るフォロワー数 日本保守党は3月5日、東京15区補選にイスラム思想研究者でYouTuber(ユーチューバー)としても活動する新人、飯山陽(あかり)氏の擁立を発表した。 飯山陽氏 記者会見には代表の百田氏、事務総長を務めるジャーナリスト有本香氏らが同席した。 作家・百田尚樹氏(2013年…
4月の衆院3補欠選挙(16日告示、28日投開票)を巡り、自民党が東京15区と長崎3区の公認候補擁立に苦慮している。党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた「逆風」により、選挙情勢が極めて厳しいためだ。3補選で事実上の「全敗」となれば、岸田政権にとって大打撃となるのは必至だが、告示まで1カ月を切っても、自民の動きは低調だ。東京15区では候補の公募に向けた作業が停滞、長崎3区でも「不戦敗やむなし」と弱気の声が出る。公認候補を立てた島根1区も、「保守王国」でありながら苦戦との見方が広がる。(中根政人) ◆公募での候補者選びも進まないまま 東京都江東区長選を巡る公選法違反事件で起訴され自民を離党した…
「日本保守党」国政選の初陣へ 衆院東京15区補選 4月16日の告示まで1カ月を切った衆院東京15区補選は、2023年9月に結成された「日本保守党」の国政選挙初参戦となる。代表を務める作家・百田尚樹氏は安倍晋三元首相(2022年死去)との親密な関係で知られ、安倍政権の「応援団」の1人だったが、現在は自民党批判に転じている。その理由とは。(宮尾幹成) ◆自民党を上回るフォロワー数 日本保守党は3月5日、東京15区補選にイスラム思想研究者でYouTuber(ユーチューバー)としても活動する新人、飯山陽(あかり)氏の擁立を発表した。 記者会見には代表の百田氏、事務総長を務めるジャーナリスト有本香氏らが…
中山知子の取材備忘録 ◆中山知子(なかやま・ともこ) 1992年に日本新党が結成され、自民党政権→非自民の細川連立政権へ最初の政権交代が起きたころから、永田町を中心に取材を始める。1人で各党や政治家を回り「ひとり政治部」とも。小泉純一郎首相の北朝鮮訪問に2度同行取材。文化社会部記者&デスク、日刊スポーツNEWSデジタル編集部デスクを経て、社会/地域情報部記者。福岡県出身。青学大卒。 今年の第1回都議会初日、施政方針を述べる小池百合子都知事(2024年2月20日撮影) 時に、政権の命運を握るともいわれる補欠選挙が来月、衆院の3つの選挙区(東京15区、島根1区、長崎3区)で行われることが正式に決ま…
「なぜ余計なことをするんだ。長崎は不戦敗でも仕方ないだろう」。2月中旬、岸田文雄首相(自民党総裁)は周囲に不快感を隠さなかった。いら立ちの原因は、4月28日投開票の衆院3補欠選挙のうち、長崎3区の対応を巡り、茂木敏充幹事長が首相の意向に反して、公認候補擁立の動きを続けていることだった。 ■総裁再選に望み 衆院東京15区、島根1区と同日に行われる長崎3区補選は、安倍派の政治資金パーティー裏金事件で略式命令を受けた谷川弥一氏(自民離党)の辞職に伴う選挙で、「政治とカネ」の問題の逆風が自民を直撃している。衆院小選挙区定数の「10増10減」により、長崎県では次の総選挙から選挙区が4から3に減り、現3区…
2023年10月に行われた衆院長崎4区補欠選挙で、候補者の最後の訴えを聞く聴衆ら=長崎県佐世保市 4月の補欠選挙は、衆院の東京15区、島根1区、長崎3区で実施されることが15日、公職選挙法の規定で事実上決まった。 同月28日に投開票される。自民党派閥の裏金事件を受けた「政治とカネ」の問題が最大の争点となる見通しで、結果は岸田文雄首相(党総裁)の政権運営に影響しそうだ。 東京15区は、江東区長選を巡る公選法違反事件で柿沢未途前法務副大臣(自民離党)が辞職したことに伴う。自民は「政治とカネ」に対する世論の強い不信から候補選定が難航している。野党側は、立憲民主党が擁立を目指し、日本維新の会と共産党、…
果たして有権者の関心はどれほど高まるだろうか。 細田博之前衆院議長の死去に伴う衆院島根1区補欠選挙(4月16日告示、28日投開票)の告示まで1カ月となった。 補選には、自民党新人で元中国財務局長の錦織功政氏(54)、立憲民主党元職で党県連代表の亀井亜紀子氏(58)、共産党新人で党県委員会副委員長の村穂江利子氏(55)、無所属新人で社会福祉法人理事長の佐々木信夫氏(85)が立候補を予定している。 自民にとっては細田氏の「弔い選挙」となる。ところが、その細田氏が会長も務めた清和政策研究会(安倍派)を中心とする「政治とカネ」の問題で世論の批判を真正面から受ける形になっており、島根1区の有権者がどのよ…
幕引きを狙ったが 写真提供: 現代ビジネス 衆議院に続き参議院でも「政治倫理審査会」が開かれ、自民党安倍派を中心とする、派閥のパーティー券収入に関する、いわゆる「裏金」疑惑について、幹部議員が出席し、野党議員らの質問に答えた。岸田文雄首相は繰り返し「説明責任を果たすことが重要」と繰り返し発言しているが、果たして審査会の質疑で説明責任がはたされたのか。 【写真】首相が「政治とカネ」に厳しい姿勢を取れないワケ 「まったく真実が明らかになっていない」――。3月15日の参議院予算委員会で、前日の政治倫理審査会について、立憲民主党の田名部匡代参議院議員が岸田首相に、こうかみついた。岸田首相は、「説明責任…
国会では裏金事件に追求が続いていますが、飽きもせず同じことがただ繰り返されるだけのあまり進展はないようです。一方、自民党では不満がくすぶり始めているようで、「党則改正案など幕引きを急ごうとするあまり、手続きがおろそかになっている」とか「党大会で区切りをつけようと、スケジュールありきで結論を急いだ結果だろう」との声が上がっているといいます。 自民刷新本部急きょ開催、「スケジュールありきだ」反発受け…「森元首相ら聴取」求める意見も : 読売新聞 政治刷新本部が急遽開催され、「多くの皆さんから声を聞いてもらいたいという強い声が出され、こういった場を持たせていただいた」と首相が冒頭にそう述べたそうです…
トレンドワード100選 参院政倫審 ブロック機能 大量退職 札幌高裁 高野豆腐 違憲状態 スパムブロック みんなでつくる党 本当の金持ちがいない 数学の日 真骨彫製法 自民裏金相当額の寄付を検討 行動履歴 君とゆきて咲く フラルネ ギミパペ インスタの神 adidas 裏金相当額の寄付検討 日産ホンダとの協業検討を開始 長友佑都 石川公演 世耕議員 上沼垂色 元町商店街 見習いアーティスト 歌舞伎役者 レターチャーム メンフィス タイムズスクエア ゾムエミいわひら ギミックパペット アイプリバース TikTok禁止法案可決 長野凌大 モクシチマルバツブ フォローできない トヨタミライドン チョ…
昨年4月の東京都江東区長選を巡り区議らに現金の供与や申し込みをしたとして公選法違反(買収など)の罪に問われた前法務副大臣で元自民党衆院議員の柿沢未途被告(53)に、東京地裁は14日、「選挙の公正という民主主義の根幹への信頼を揺るがす悪質な犯行」として懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。刑が確定すれば執行猶予期間中は公民権停止となり、全ての選挙に立候補できない。 ◆懲役2年、執行猶予5年 柿沢未途被告 向井香津子裁判長は判決理由で、党内での立場を強めるため多額の資金を投じて前区長の木村弥生被告(58)=同罪で在宅起訴=の選挙戦を有利にしようという「自己中心的な発想」があった…
2023年4月の東京都江東区長選を巡る公職選挙法違反事件で、東京地裁は14日、同法違反(買収など)の罪に問われた前衆院議員の柿沢未途被告(53)に「選挙の公正という民主主義の根幹への信頼を揺るがす悪質な犯行」として懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。 向井香津子裁判長は判決理由で一連の買収罪を認定した。その上で動機を「(自らの)自民党内での立場や影響力を強めるため」と指摘。「買収のために投じた金額は多額で、選挙の公正を害した程度は大きい」と非難した。 柿沢前議員は紺のスーツ姿。判決言い渡しを証言台の前で緊張した様子で聞き入った。聞き終わると立ち上がり、裁判長に向けて一…
衆議院補欠選挙に向けて 3月6日(水)、日本保守党が、来る東京15区の衆院補選に向け初の候補者擁立を行うことを発表した。イスラム研究者の飯山陽氏で、麗澤(れいたく)大学で教鞭を執る学者だ。メディアの出演、イスラム教に関する書籍も多く、数少ないイスラム教の専門家と言える。YouTubeでは「飯山陽のいかりチャンネル」を運営し、多くのチャンネル登録者がいて情報発信能力も高い。 日本保守党が昨年10月に発足し、これまでに約6万人の党員参加者を誇り、豊富な資金力を得て、いよいよ具体的に政界に打って出るにあたり、東京15区から飯山陽氏を出馬させる作戦をとった。私は以前の拙稿で、日本保守党発足の背景につい…
衆院東京15区補選だが、ついに自民党に「不戦敗」論が出てきたと日経が報じた。 www.nikkei.com 有料記事なので無料部分を引用する(というか日経には有料登録していないので無料部分しか読めない)。 衆院3補選、自民内に不戦敗論 政権ダメージ軽減の思惑 2024年3月6日 18:38 (2024年3月6日 19:21更新) 4月28日投開票の衆院東京15区と長崎3区の補欠選挙で自民党内に不戦敗論が高まってきた。政治資金問題の逆風を考慮し、候補者を立てて敗れるよりも不戦敗の方が政権運営への影響は小さいとの思惑があるためだ。 衆院の3補選で自民党が候補者を立てたのは6日時点で島根1区だけにと…