ゲームクリエイター。
毒舌家で、歯に衣着せぬ言動から物議を醸すことも。
1992年、テクモ(現コーエーテクモゲームス)に入社。
テクモではTeam NINJAを部長として率い、「DEAD OR ALIVE」「NINJA GAIDEN」両シリーズのプロデューサーを務めた。
2006年8月4日にテクモが発表した人事で、板垣は常務執行役員から執行役員に降格した。
降格理由は公表されなかったが、夕刊フジ(ZAKZAK)が2006年11月7日付けで報じたところによると、テクモの元女性社員が板垣氏にセクハラされたとして、東京地方裁判所に1,000万円の損害賠償請求訴訟を起こしていたことが判明した。
2006年11月17日、報道に対してテクモは、板垣氏のセクハラや、テクモが不当に解雇したという報道を全面否定した。板垣氏の降格処分については、元女性社員との間に公私を混同した行為があり、社内に無用の混乱を招いたことから、反省を促すため降格させたとしている。
2007年12月5日、東京地裁は元女性社員の訴えを棄却する判決を出した。
2008年5月14日、未払いの成功報酬と慰謝料の支払いを求め、テクモと安田善巳社長(当時)を東京地方裁判所に提訴した。
これに対してテクモは同年6月18日付けで板垣を解雇。板垣側は不当解雇だとして慰謝料などの賠償請求額を増額した。
この訴訟は2010年2月26日にコーエーテクモホールディングスとの間で和解が成立した。
写真家としてITmediaのインタビューに答えるなどしていたが*1、2010年3月、板垣に追随してテクモを退社したスタッフと共に、ヴァルハラゲームスタジオに在籍していることが判明した。板垣は同社で最高技術責任者(CTO)を務め、『Devil’s Third』(デビルズサード)の開発を行っている。