1994年6月に、オウム真理教が自ら製造したサリンを長野県松本市で散布し、8人が死亡し、約600人が重軽傷を負った事件。
この事件により妻を意識不明状態(2008年死亡)にされた第一通報者・河野義行が、警察およびマスメディアにより犯人であるかのように扱われ、その冤罪および報道被害も大きな問題となった。
なお、翌年の地下鉄サリン事件の発生以降、松本サリン事件もオウム真理教による犯行であることが判明し、河野の無実が認められた。
「沙林―偽りの王国」帚木 蓬生 <所感> 沙林=台湾語でサリン。1994年の松本サリン事件からもう30年近くが経つ。 フィクションの体裁と言いつつ、本書は神経内科医の目線でそんなオウム真理教による凶悪犯罪を振り返っている。 また筆者が医師ということもあり、とにかく毒ガスに関する言及が細かい。 詳細に言及しすぎな感もあるが、実事件だからこそしっかりと記録に残しておくという意味では価値があるだろう。 教祖の死刑が執行された今、オウム真理教の凶暴性や異常性はこれ以上解明できないことが多いかもしれない。 一方で、一連のオウム事件でこれからも腑に落ちないのは以下の点だと感じ、この議論は風化させてはいけな…
引用元:amazon.co.jp 1994年6月に起こった松本サリン事件をベースにした作品 長野県松本市の高校生、エミ(遠野凪子)とヒロ(斎藤亮太)は、学校の活動として「松本サリン事件」報道の検証ドキュメンタリーを作るためにテレビ局に取材を申し込んでいた ところが第一通報者に対する過剰な報道に対しての批判を恐れてか、各局とも取材を拒否してくる その中で唯一OKが出たのが地元のテレビ局「テレビ信州」だった 報道部長の笹野(中井貴一)、記者の浅川(北野有起哉)、花沢(細川直美)、野田(加藤隆之)が高校生ふたりの取材に応じ、本人たちの中でも未消化のままの事件当時の誤報に至った経緯が語られていく 今か…
1日1話、5月24日の話 松本サリン事件被害者 河野義行氏の話 「人を恨む行為は、人生をつまらないものにする」 この話は気が重くなる。 大変な経験をされた、あの河野さんの話でした。 あの当時、本当にこの人が犯人かと思ってました。 報道の力は恐ろしい。 何が正しいかではなく、視聴者が興味があるように作られていることを改めて知らされました。 そしてこの「人を恨む行為は、人生をつまらないものにする」 人生を楽しく生きているためには、とても重要なことと思いました。自分の人生、 自分の時間をどう使うか。 それは人それぞれですが、出来れば明るい人生が送れるよう、 そこにエネルギーを注いでいきたいですね。
エントリーのタイトルにも使った、この中川さんの言葉 「以前と変わらず尊師に従っているのは、土谷と新実と、自分の三人だけですね」 はいつの頃の言葉でしょうか。 1996年1月23日の第三回公判、松本サリン事件の審理に入る頃に、「周囲に漏らした」言葉であると、降幡賢一『オウム法廷』グルのしもべたち下に書かれています。 この日より、松本サリン事件の審理に入りました。 中川さんは、初公判時の地下鉄サリン事件同様、松本サリン事件についても、サリン発散の事実行為については認めたものの、麻原らとの共謀は否認しています。 この日には被害者名簿が朗読されましたが、それをほとんど無表情で聞いたとのことでした。 な…
朴慶南(パクキョンナム)さんの著書「私たちは幸せになるために生まれてきた」を読んだ。パクさんはこの著書の中で、出会った人たち、体験したこと、ぜひ伝えたいことなどをつづっている。 この本のタイトル「私たちは幸せになるために生まれてきた」は河野義行さんとのお話の中でお聞きした「人はみんな幸せになるために生まれてきたのだと思っています。・・・」という言葉からつけさせていただきましたと書かれていた。 私は河野義行さんの名前は知っていた。あの松本サリン事件の第一通報者であり、松本サリン事件の被害者でありながら犯人と決め付けられるという冤罪被害を被った人である。そういう事実関係は知っていたが、河野さんの人…
令和元年はゴーン氏の極秘の日本脱出成功の大ニュースで終わった。安倍政権はこの件について沈黙を保っている。 マスコミが報じてきた、日産自動車の反ゴーン派や検察のリーク内容の正否は知る由もない。予定通り裁判が行われたとしても、真実がどこまで明らかになるか不明だった。裁判とは真実を暴き出す場と言うよりも法廷闘争の場なのだ。 日本脱出について感じたことは二つある。 1.ゴーン氏が様々な手段を使って蓄財に励んでいたことは間違いない。 2.日本では冤罪事件が多い。 ゴーン氏が強欲に見える背景には以下の3点があると思う。 (1)ビル・ゲイツやイーロン・マスク、或いは前澤勇作と違ってゴーンは創業者社長ではない…
オウム真理教事件から多くの時間が経過した。平成7年、私は週刊現代の記者として、特別な形で参加した。今から考えてもあの事件には不可解なことが多い。これから書くことが、一部の人を激怒させるか、あるいは、私自身が国家権力に拘束されることも考えられなくもない。 週刊現代では少人数ながら、オウム真理教取材の特別チームを発足させた。編集者のk、元赤旗新聞の記者であったジャーナリスト(以下は赤旗と呼ぶ)そして記者の私である。当時は、松本サリン事件がオウムの仕業と取りざされ、証拠はなかったが、オウムの仕業と皆、噂した。 kがどのようにオウムを説得したのか定かではなかったが、オウムの荒木広報室長が取材のOKを出…
私の人生で このオウムが!!!!と罵られる事があるなんて想いもしなかった。 家に帰って調べたら、松本サリン事件が そのばぁちゃんの近所で起こっていた事が分かった。 ネットは便利だ。 そう考えると、納得もできるが ばぁちゃんの敷地に私は入っていないし 次女も運転席側を歩いたか助手席側を歩いたか覚えていないが その車がなければ敷地に入るような事はしない。 ハザードをだして停まっているから、避けるしかなかったのだ。 オウムねぇ・・・私が18歳の頃おこった事件だ。 次女は鳥のオウムだと思ったらしい。 時代ですな。
明日から新年度(2024年度)が始まるが、永田町では国会議員のレベルの低さが目立つ。先ずは野党第1党である立憲民主党。立憲民主党といえば、「新ロシア・反ワクチン」の言動で物議を呼んでいる原口一博が有名だが、それ以外にもヤバい奴がいる先ずは蓮舫・杉尾秀哉の両参院議員。この二人は、小林製薬の「紅麹」問題で政府の対応を追及しているのだが、機能性表示食品を規制緩和で推し進めた人物は安倍元総理の知人であり、今は大阪パビリオン総合プロデューサー、そして実現しなかった大阪発ワクチン開発の当事者でした。全てが繋がっています。 https://t.co/jIN4FqIdr9— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@ren…
おおよそ、野党やマスゴミといった連中は、常に馬鹿を騙して視聴率や票を盗み取ろうとたくらんでいます。 一事不再理 まずご自身をどうにかしてほしい前原誠司 一事不再理にくわえて何故か民間人を立法府に呼びつけようとする共産党 自らの問題を棚に上げ続ける、立憲民主党の泉健太 大枠で合意していないのに、個別の政策で協調できるわけがない 立憲民主党さん、税金を無駄にしまくる 立憲民主党「俺達が予算案以外の難癖ばかりつけていたから審議時間が不十分だ!!弁償しろ!!」 賄賂梅ちゃんその後(進展なし) 立憲民主党・岡田克也「6月解散の可能性が高い!なぜなら・・・」 立憲民主党のオウム杉尾秀哉さん、陰謀論を展開し…
1995年3月20日朝の通勤時間帯、営団地下鉄(現東京メトロ)日比谷線、丸ノ内線、千代田線の車両内にて猛毒のサリンが撒かれた。地下鉄サリン事件である。オウム真理教教祖・麻原彰晃の指示を受けた幹部構成員らが各線の車内でサリンを散布。乗客ら約30人がサリン中毒で死亡、6500人以上がサリン中毒症の傷害を負い、今も重篤な後遺症に苦しんでいる被害者も少なくない。 本書はオウム真理教信者が起こした一連の事件を、主人公の医師や警察関係者を架空の人物に置き換えた「フィクション」として構成した作品である。が、それ以外はすべて事実に基づいている。 本作は地下鉄サリン事件の1年前に発生した松本サリン事件で幕を開け…
日本弱体化計画*註:WGIP・分断統治・GHQ対日戦略・3S・他は、主に七十年代後期より本格的な本腰になっていた、それまでより強力でイビツなまで執拗になってきている(現状を視れば明らかだ)が、特に九十年代以降のそれはより増幅し激しくなっていた 私は冷静に考えると、あのバブルとは本当によかったのか考えれば考えるほど分からなくなる景気がいい⇒皆がカネを使う⇒皆羽振りがいい⇒景気がさらに好循環するだから、なんなのだとカネなど数字と紙の概念でしかないものを崇め奉るかのようにしてへーこらやっていた時代だ若者は踊り狂い、大人は飲み会にせっせこする温泉旅館に団体客が押しかけていたそうだがそれが今だとしても自…
松平健、芸能生活50周年で朝ドラ初出演 『おむすび』でヒロイン・橋本環奈の祖父役「とてもうれしく楽しみ」(写真 全6枚)https://t.co/P2DIcNunFX#橋本環奈 #松平健 #NHK #朝ドラ #おむすび @H_KANNA_0203 — ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2024年2月15日 演じるのが橋本環奈なのでヒロインも福岡生まれという設定。 NHKさんのことだからタイトルの「おむすび」にもきっと何か意味があるに違いない。クリントンが大統領になったお祝い?に「ひらり」をやったぐらいだから。 もしかして、日本で2番目と3番目に生まれたという出雲系…
2017年にも三越伊勢丹新宿店でテロ災害訓練をやっているので今回が初めてというわけではないんですが、羽田のJAL機炎上のときも事前に訓練をやっていただけに気になりますね。 遡れば1995年1月に阪神大震災があって3月に地下鉄サリンが発生。ちなみに松本サリン事件は前年の6月。 昨年は2月の松本零士さん訃報に始まり、年末の松本人志さん騒動で終わった感があるんですが、考えすぎかな。 もっと遡れば1960年代にはこんな事件も起きています。 fumido.jp
仮谷清志は当時の皇太子 仮谷清志は、仮谷拉致事件で死んでいないと思われる。1990年に、19歳の女性が、高橋克也の自宅と思われる浴室で高橋に殺害された後、高橋の元にオウム信者がやってきて「居間で誰かが死んでいる」と言ってきたらしい。高橋が確認しに行くと、確かに手首を切って自殺したらしい女性がいて、その女性は、19歳の女性の母親だった。この母親は、直後に意識を取り戻し、「今殺害された娘を、私が殺されたことにしてくれ」と高橋に頼んだ。 高橋克也は当初、自身の家にいる女性が誰だかわからないのと、女性が計画を持ってそのように言っていること等から断り切れず、承諾してしまったようだ。 19歳の女性の代わり…
z 桐島聡とは?70年代日本の過激派メンバー 参考情報源 逃亡から逮捕まで:桐島聡容疑者の50年 参考情報源 1974三菱重工ビル爆破事件の真実 参考情報源 末期がんとしての桐島聡:逮捕と健康状態 参考情報源 社会への影響:被害者と同級生の声 参考情報源 1970年代政治運動と過激派の台頭 法の目:時効と公安の対応 body { font-family: Arial, sans-serif; font-size: medium; color: #333; } h1 { color: #007bff; } h2 { color: #555; } p { line-height: 1.6; } .…
最近Xで緑の党という政党のメンバーが街に繰り出して反イスラエルデモをしょっちゅうやっている。彼等が単に「ガザ民可哀そう」「早く停戦を」と言ってる間は、ナイーブなアホどもがまた意味のないことをやってるなで済んでいたのだが、最近の彼等の口ぶりが非常に過激で暴力的なものになってきており、私は1970年代日本を襲った左翼テロの暗雲が立ち込めてきているような気がしてならない。 まずは緑の党の杉原こうじ氏のこのツイート。 「インティファーダ(蜂起)💢 インティファーダ(蜂起)💢」 1月13日午後、新宿駅東南口広場にて、パレスチナ国際連帯アクション📢 pic.twitter.com/YEaAqh5RQl —…
一時期は毎年映画を撮っていたウディ・アレンがもう映画を撮っていないのは、元・息子が、「あいつが俺の妹をジャニー喜多川した」と声高なキャンペーンを張ったからだ。 この元・息子ってのがその辺のやつではなく、けっこう成功したジャーナリストになってたので、意外に発言力があったのと、おりしも#MeTooブームと重なって、なんか世間も「そこまで言うならまあいいんじゃい」となってウディ・アレンは干されることになった。 これも酷い話で、当該の事件はとっくに裁判で決着がついてたんだけど、その元・息子がさ、「あれはウディ・アレンが高い弁護士雇ったからだ」って、そんな論旨で裁判で勝ち取った潔白が有耶無耶になってしま…
このカテゴリー『マイトレ(切手)』は2040年の自分宛に書きます。 果たして、生きていられるのか、はたまた、このブログが存在しているのかわかりませんが、自分が読んで懐かしみたい、そんな目的で書いています。 平成6年。 1994年 1月1日は土曜日 この年はアイルトン・セナ氏が亡くなってしまった年。ご冥福をお祈り申し上げます。 さらには、あのオウム真理教による事件が起きた年 H-IIロケット1号機、種子島宇宙センターから打ち上げ成功 ノルウェーでリレハンメルオリンピック開催 アメリカのロサンゼルスで日本人留学生2人が銃撃され死亡 名探偵コナンが週刊少年サンデーにて連載開始 中華航空機が名古屋空港…
世界史とは何か: 「歴史実践」のために (岩波新書 新赤版 1919) 作者:小川 幸司 岩波書店 Amazon 2022年度から高校のカリキュラムで「歴史総合」が始めることを受けて、出版が始まった岩波新書の「歴史総合を学ぶ」シリーズですが、これまで第一弾の『世界史の考え方』、第二弾『歴史像を伝える』をこのブログでも取り上げたのですが、いずれも周りクドいというか、重箱のスミをツツくというは、やたら細かくて全体的に何を言っているのかよくわからず、こんな人たちがプランニングした強化を学ばされる高校生たちに深く同情した次第ですが、これまでの不評を反省したのか、今回はそれなりに意義のある歴史論となって…
【下記、Amazonより抜粋】 これは「人間の過ち」の歴史である。大正から平成の終わりまで過去100年間に起きた凶悪犯罪217件を完全データ化ニッポンの犯罪を一挙総覧!「女子高生コンクリ詰め殺人事件」、「宮崎勤幼女連続殺人事件」、「地下鉄サリン事件」、「酒鬼薔薇聖斗事件」、「秋葉原通り魔殺人事件」……世界を震撼させたあの事件の発生地、発生年、犯人、罪状、事件発生とその経緯、逮捕、判決などを詳細解説殺人、強姦、誘拐、監禁、強盗、死体損壊――。本書に掲載されているのは、読むのもつらく、知りたくない出来事ばかりかもしれない。しかしこうした事件が現実にあなたのすぐ隣で起こっている。我々は、この数多の犯…