日本の孤立とヒトラーの台頭 中国と泥沼の戦争を続けていた日本が、その上にアメリカとの戦争という破局への一直線進むことになった原因となった日独伊三国同盟。どういう経緯で日本は三国同盟に突っ走ることになったかが今回のテーマ。 傀儡国家満州国建国以来、欧米の警戒心を煽り日本は国際連盟を脱退するに到っていた。首席全権の松岡洋右は欧米の圧力に屈しなかったと帰国したら歓呼で迎えられる。 その頃のドイツは第一次大戦の敗北による賠償金や軍備の制限などを受けていた。その不安な政情につけ込んで台頭してきたのがヒトラー率いるナチ党だった。ヒトラーはソ連を敵視していた。 問題の駐独大使の大島浩 (adsbygoogl…