同人ゲームサークルの黄昏フロンティアと上海アリス幻樂団による同人対戦弾幕アクションゲーム。
東方Project第14.5弾。正式タイトルは「東方深秘録 〜 Urban Legend in Limbo.」。東方心綺楼の流れを汲む対戦弾幕アクションゲーム。
イラストは上海アリス幻樂団のZUNではなく、コミック「東方鈴奈庵」作画担当の春河もえが担当。BGMは著名な東方同人アレンジャーたちがアレンジを担当している。コミック「東方茨歌仙」の主要キャラクターである茨木華扇が、上海アリス幻樂団のゲーム作品で初登場を果たした。新要素として「オカルトアタック」が登場。対戦中、辺りが都市伝説の影響を受けてミステリースポットとなり、その中では特殊ルールが課される。
2014年12月29日のコミックマーケット87(C87)にて体験版が頒布された。2015年5月10日の博麗神社例大祭にて製品版が頒布予定。
人間の里に奇妙な噂が広まっていた。 「人間の顔を持った犬が堆肥を漁っていた」 「足を売っている老婆を見た人がいる」 それら他愛の無い噂は爆発的に広まり、子供達を恐怖に陥れた。 人間を襲う事を本分とする妖怪とは違う、不気味で正体の判らない噂だった。 実害が無いため、大人達は子供の戯言だと思うようになっていく。 もちろん、彼女達は恐怖しない。 これらは外の世界の”都市伝説つくりばなし”である事を知っていたからだ。 都市伝説には面白い特徴があった。 口伝えで変化していく噂に対応するように、怪異も変化していくというのだ。 霊夢達は自分に合った噂を身に付け、怪異をオモチャのように扱っていた。 畏れずに噂を操作すれば、顕われる怪異を無害に出来る。 いやそれどころか、自分の力にする事だって出来るのだ。 自分が都市伝説を操る、それが被害を出さないために必要だと考えていたのである。 それは確かにそうだった。あの夜までは。
←弾幕アマノジャク | 東方紺珠伝→ |
---|