東学とは朝鮮で1860年に崔済愚が朝鮮古来のシャーマニズムに儒教、仏教、仙人思想、キリスト教の教義を取り入れ創始した宗教。
李氏朝鮮末期の苛政、政治腐敗、外国の脅威の中で政治的な求心力を持ち出したが、その力を恐れた王朝により崔済愚は「惑世誣民」の罪で処刑される。
しかし教主崔済愚の伸冤運動により更に勢力を強め、更に1993年の役人による不当税金とその着服事件による農民の反乱に発展し大規模な農民蜂起に発展(=東学党の乱、甲午農民戦争)
。朝鮮王朝は収集のため清に援軍を要請、また日本も邦人保護を理由に出兵。日清戦争の引き金となった。
2代教主崔時亨は東学党の乱鎮圧後処刑され、天道教と侍天教に分裂。