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東京神学大学

(一般)
とうきょうしんがくだいがく

三鷹にある、牧師・神学者・キリスト教学校の教師などを養成する学校。通称:東神大
1949(昭和24)年、新制大学として文部省より認可された。運営主体は日本基督教団。
入学するための出願資格の中に、「受洗後1年以上の教会生活および教会から推薦を受けられる者」という項目がある。

以下、この大学ができた経緯について、http://history.christian.jp/index5.htmからの引用です。

日本人による自給独立の教会を目指した日本基督教会は、欧米の教会の神学、伝統、規則、制度などは受け入れましたが、外国ミッションの人的・経済的援助は断わりました。植村正久は、当時明治学院の教師でしたが、自由主義神学の立場のアメリカ人教師と対立し、同校教師を辞任しました。自由主義神学は、伝統的な教理、聖書解釈、信条から自由な立場でキリスト教の本質を考えようとする神学で、中には、イエス・キリストの神性を否定し、倫理的な目標ととらえるような考え方もでてきました。植村はこうした神学的な流行に反対し、あくまで福音主義的神学を貫こうとしました。その後、新神学の海老名弾正と福音主義神学の植村とは有名な神学論争を展開していくようになります。明治学院を退職した植村は、日本人の手による伝道者の育成を目指して1904年(明治37年)「東京神学社」という神学校を設立しました(後の東京神学大学)。この神学校は外国のミッション援助は受けないで運営されました。日本プロテスタント教会の出発点とも言うべき、横浜にできた基督公会の信仰理解とは、聖書の御言葉を中心とし、聖なる公同の教会を信じ、代々の聖徒と共に同じ信仰を告白することでした。

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