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東京スカイツリー

(一般)
とうきょうすかいつりー

東京都墨田区にある、高さ634メートルの地上デジタル放送用タワー。

仮の名称は「新東京タワー」だったが、2008年6月に投票の結果「東京スカイツリー」に決まった。複数の候補地の熾烈な誘致競争の末、2006年3月、墨田・台東地区に決定。事業主体は、東武鉄道が中心に出資する「東武タワースカイツリー株式会社」。

2012年2月29日に竣工し、建設に当たった大林組から東武鉄道グループに引き渡された。

2012年5月22日に開業した(東日本大震災の影響で、当初予定より約2カ月の遅れ)。

足元には商業施設「東京ソラマチ」などを内包する街区「東京スカイツリータウン」が広がる。

マスコットキャラクターは「ソラカラちゃん」。

入場料

  • 高さ350メートルの東京スカイツリー天望デッキ:2000円(大人)
    • 事前購入の日時指定券は大人2500円
    • 開業から2012年7月10日までは完全予約の日時指定のみ
  • 高さ450メートルの東京スカイツリー天望回廊:1000円(大人)
    • 天望回廊は当日券のみ
    • それぞれ独立に徴収されるため、天望回廊へは大人1人で合計3000円(展望デッキ日時指定の場合は3500円)かかる

地下

蓄熱層と呼ばれる熱供給用の巨大施設がある。蓄熱層には約7000トンの貯水が可能で、夜間電力を利用して夏は5度の冷水、冬は48度の温水を製造し昼の冷暖房用として使用される。

これによって約44%の節電が可能となる。また、貯められた水は大規模災害が起きた際、墨田区民に生活用水としても提供される予定。

さらに、約2635トンの雨水をためられる貯水槽も併設。トイレの流し水や屋上緑化の散水、集中豪雨対策として利用する。

ビジネス規模

年間540万人が展望台に上ると予測。入場料やテレビ局の電波送信料などを含め、85億円の年間売り上げを見込む。5万2000平方メートルのショッピングセンターも併設され、こちらは年間300億円見込み。

逸話

当初は高さ世界一を目指したものの、アラブ首長国連邦のドバイにブルジュ・ハリファ(828m)の建設計画が浮上し(2004年着工、2010年開業)、かつ広州テレビ観光塔(610m)が完成したため、世界で三番目に高い建造物、二番目に高い自立式鉄塔になる見込みとなっていた。

しかし2009年10月16日、高さが634メートル(武蔵=「むさし」の語呂合わせ)に再決定したため、自立式の電波塔として世界一の高さになり、全建造物でもブルジュ・ハリファに次ぐ世界第2位の高さになった(2012年開業時点)。2011年11月17日に「世界一高いタワー」として、ギネス・ワールド・レコーズより認定された。

最寄りの東武伊勢崎線業平橋駅は開業に先立ち、2012年3月17日にとうきょうスカイツリー駅に改称された。また、同じく最寄りの東京メトロ半蔵門線・東武伊勢崎線、都営地下鉄浅草線・京成押上線の押上駅についても東京スカイツリーが開業する2012年5月22日より「スカイツリー前」の副駅名が付けられた。

「東京スカイツリー」は東武鉄道及び東武タワースカイツリーの登録商標、「ソラカラちゃん」は東武タワースカイツリーの登録商標である。

スカイツリーの構造

スカイツリーの構造は、下は正三角形の断面をしているが、上層に向かって丸みを帯びた円形へと変化している。断面形状が、下部・中部・上部と異なる形状で作られているのです。反り返りながら空に伸びていく柱と、外側にふくらみながら伸びていく柱で、スカイツリー独特の輪郭を作り出している。その結果、見る場所によって、スカイツリーがねじれて見えたり、曲がって見えたりする。

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