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札幌市西区

(地理)
さっぽろしにしく

札幌市西区は、北海道札幌市の行政区の一つ。
札幌市の西側に位置している。
1972年4月1日、札幌市の政令指定都市移行とともに設置された。
1989年11月6日、区域の北部を手稲区として分区。
面積は75.10km²、人口は214,360人*1

地勢

東部は中央区、南西部は山岳地帯に沿って南区、西部は手稲山を境に手稲区、そして北東部は新川と琴似川をはさんで北区に接している。
発寒八軒二十四軒・西野・宮の沢琴似福井・小別沢・山の手・西町・平和の11地区からなる。
手稲山を源にした琴似発寒川の扇状地の上に発展しており、東西14km、南北に11.4kmの広がりがあり、札幌市10区の中で南区に次いで2番目の広さである。
そのうちの約3分の1に当たる25.2km²が市街化区域で、残りが丘陵部などとなっている。
西区の南西部一帯は、手稲山を主峰として百松沢山・五天山・三角山などが連なって深い渓谷をつくり、山あいをぬっていくつもの小河川が流れている。
これらの小河川を集め、区のほぼ中央部を流れる琴似発寒川は、平和の滝や西野ふれあい広場などに代表されるように、区民の憩いの川として親しまれている。
三角山、手稲山には自然を利用した「自然歩道」が設けられ、春から秋にかけて、格好のハイキングコースとして多くの人たちでにぎわっている。
また、個性豊かな区にしようと進めているふれあい街づくり事業では、琴似発寒川を舞台に魅力ある楽しい河畔づくりを目指し、稚魚の放流、河畔の一斉清掃などを地域住民と行っている。
その他、ふれあいのスポーツとして、緑の中でだれでも気軽にできるスポーツ・パークゴルフを多くの市民・区民に楽しんでもらえるようコースの整備などを行っている。
2004年には札幌市の「環境モデル区」となった西区では、豊かな自然を生かした、地球に優しいまちづくりをこれからも進めていく。
区の北側、発寒地区には鉄工団地、木工団地など、札幌市産業の重要拠点の一つとして創造性豊かな地場産業が根付き、区の中央、琴似地区は、古くから札幌の西の拠点として、区役所などの公共施設やさまざまな商業施設が集まり、発展を遂げている。
また、宮の沢地区に生涯学習総合センター(ちえりあ)、八軒地区には西健康づくりセンター・まちづくり情報交流センターが整備され、多くの市民の活動の場として利用されている。

シンボルマーク(右上)

三角形は手稲山と発展する西区を象徴し、緑色は西区の美しい自然を表す。
白色の部分はWEST(西)のWを二羽の野鳥になぞらえ、区民の融和と協調を表す。
※1976年7月制定

*1:2016年8月1日現在

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