再び自転車に乗って次の目的地へ。 やって来たのは白生公園。 ここには記念碑と説明板が並んで建っている。 石碑に刻まれているのは開田碑という文字。 ここは白石村水田発祥の地とされているのだ。 1871年にこの地に移住してきた旧白石藩士たちにより、1874年から稲作が始められた。 寒冷地とあって、移住すぐに開始とはいかなかったようだが、米作への思いは捨てられず開拓使から種もみが支給されるとすぐに植え付け。しかし、残念ながら実ることはなくその後数年間は試みられることもなかった。 やがて故郷の白石藩領地や道内から種もみを取り寄せ試作するも、なかなか成功には至らず。それでも1881年、ついに収穫に成功。…