おもにWeb上に公開されているコンテンツやメールマガジンの内容をもとにして、書籍にまとめ出版すること。
出版社としては、原稿が一通り揃っていること、すでに人気があるとわかっていることなどから、リスクが比較的少ない出版手法といえる。
「書籍化」の手法自体は、WWWやメールマガジンといった媒体が出てきた当初から行われてはいた。一般にも大きく注目されるようになったのは、2004年に「まとめサイト」ができ、同年に書籍化された『電車男』の大ヒット以降。「書籍化」という言葉が多く使われるようになったのも「電車男」以降である。
なお、雑誌に連載された原稿などを一冊にまとめるような従来のケースは、「単行本化」などと言われる。