Runaway Train
凶悪犯のマニーと彼に憧れる若者バックはアラスカの刑務所を脱獄し、機関車に乗り込む。だが発車直後に機関士が心臓発作を起こして転落、機関車はスピードを上げて行く。事態を察知した鉄道会社は何とか収拾を図る一方、マニーとは宿敵の刑務所長ランケンもヘリコプターで追跡して来る。
黒澤明の企画を当時勢いのあった独立プロダクション、キャノン・フィルムが映画化。アンドレイ・コンチャロフスキーの演出と、当時は珍しく悪役を演じたと評されたジョン・ヴォイトの凝ったメイクと熱演でもって、迫力満点のアクション・ドラマになった。