沖縄県宜野湾市の中心にあり、市面積の25%を占有する海兵隊基地である。
2,800mの滑走路をもち、攻撃ヘリなど100機以上が配備され、日常的に離着陸訓練を行っている。このため、周辺地域は多大な騒音被害を受けており、学校では授業中断が日常化している。沖縄県は最重点での返還を求めていた。
普天間基地は96年12月の「沖縄における施設及び区域に関する特別行動委員会」(SACO)で「5〜7年で普天間基地の返還」が合意されたが、期限の7年を経過した現在でも返還も移転も実現されていない。
県内移設が条件となっており、「海上ヘリポート」建設をめぐって予定地の名護市では反対運動が起こっている。
参考サイト
普天間飛行場の移設・返還(内閣府 政府の沖縄政策より)