青梅市立美術館の「アートビューイング西多摩2023」展での、全体の意図と3点のタブローについては、前回の投稿で述べた。 展示した小ペン画は24点。一応多少の見やすさとバリエーションを考慮したが、そのせいか後に確認して見たら、19点はすでにギャラリーやFBで発表済みだった。今回はFBでも未発表の5点を中心に紹介。 小ペン画は、そのサイズの小ささや、技法的な制約などから「大きな物語」を語るには適さないが、小さな個別性(今回の場合は個々の現実現象と社会性との関連や、民俗学や宗教性などといった個別の関連領域)と対応するには向いている。それらをある程度以上の数量で展示することで見えてくるものもあるだろう…