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日野江城

(地理)
ひのえじょう

九州の島原半島にあった城。現在の長崎県南島原市北有馬町にあった。国指定史跡となっている。
鎌倉時代前期の建保年間(1213年〜1219年)に高来郡を領する藤原経澄(のちの有馬経澄)が築城。戦国時代の有馬貴純が当主の時代には戦国大名へと成長し、有馬直純が当主の時代には日野江城を拠点として、島原半島だけでなく、肥前国の大半を勢力に収め、21万石を領するまでに成長し、その拠点の城として繁栄を誇っていた。しかし、肥前国東部の龍造寺氏が勢力を拡大しすると衰退していったが、有馬晴信の時代にはキリシタン大名となり城下にセミナリヨを建設しするなどして貿易で繁栄していた。江戸時代になると、有馬氏は日向国延岡城に移封となり天領を経て松倉氏の居城となったが、島原城の築城に伴い1616年に廃城された。

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