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日泰寺

(一般)
にったいじ

正式には、「覚王山日泰寺 (かくおうざん にったいじ) 」
「覚王」は釈迦のこと。「日泰」は日本とタイ王国の親善を表すもの。
明治33年にシャム国(現在のタイ王国)の皇帝から、釈迦の遺骨(仏舎利)とシャム王室寺院伝来の黄金の釈迦像が贈られた。
これを奉安するために明治37年に創建された。
本尊は、この遺骨と釈尊像。
当時は日本とシャム国の親善を表す意味で、日暹寺として名づけられたが、昭和24年 シャム国のタイ王国への改名に合わせて日泰寺に改名。
場所は、「愛知県名古屋市千種区法王町1-1」で、最寄り駅は名古屋市営地下鉄東山線覚王山駅。
名古屋に建立されたのは、日本の中心に近く多くの人が参詣できることと、有志が土地の寄贈を行ったため。
日本で唯一の超宗派の寺院であり、各宗派の管長が輪番制で住職を務め、現在は19宗派が参加している。
寺内の茶室草結庵は県指定文化財の名席。
境内周辺には、明治44年ごろ出来たという八十八ヶ所霊場がある。
また、修行道場として僧堂が設置されているが、これは曹洞宗が所管している。
覚王山駅から寺院までの参道には、毎月21日の弘法縁日には市がたち賑わう。
普段は、小さな店の集まる「覚王山アパート」、紅茶とカレーのおいしい「えいこく屋」など、センスの良い店と昔ながらの店が混じり合う不思議な空間を醸し出している。

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