一般社団法人日本記念日協会は、日本国内の記念日の認定と登録を行っている民間団体。1991年設立。長野県佐久市に事務局がある。
日本では、「ひな祭り」「七夕」など、伝統的な行事として定着しているものから、 「○○の日」「○○記念日」といった業界や企業がそのPR効果を目的に制定したものまで、 およそ2,400種類以上もの記念日があり、年々その数は増え続けていた。ところが、こうした記念日について総合的に扱う機関・団体がなく、情報が誤って伝えられたり、せっかく記念日を設けても広く一般に浸透しないなどのケースが少なくなかった。
そこで、1983年より、記念日についての研究、情報の収集、広報活動を行ってきた日本記念日委員会が、 記念日に対する人々の理解と関心を高めるために、1991年4月1日に日本記念日協会として正式に発足、活動を開始した。
日本記念日協会では、企業、団体、個人などによってすでに制定されている記念日、 新しく制定をした記念日についての認定と登録を行っている。これにより、その記念日の正確な日付、由来、活動内容などを把握し、販売促進、広報活動を支援している。
認定登録された記念日は、日本記念日協会のホームページでの公開、日本記念日協会の機関誌「月刊・記念日情報」への掲載、各メディアからの取材対応など、さまざまな形でPRします。
記念日イベントの企画、PR活動、記念日の市場調査、記念日を活用したビジネス講座、社会を楽しくする講演など、すぐに役立つ実践的なコンサルティング活動を行っている。
など、カレンダー、書籍を発行している。
記念日、祝日、誕生日、年中行事、暦、二十四節気、雑節など、日付に根ざした事柄の情報収集と研究を行い、記念日文化の向上を目的に「記念日文化研究所」を2011年4月に設立している。