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既読無視

(ウェブ)
きどくむし

メールが届いているにもかかわらず、返信しないこと。残酷な仕打ち。「KS(既読スルー)」や「既読ぶっち」などとも。

概要

自分が送ったメールが「既読」状態になっており、相手はそのメールを確認しているはずなのに返してくれない(無視)ので非常にどぎまぎしてしまう。

コミュニケーションアプリとして流行した「LINE」で、送信したメールが相手側で開封されたかを確認できることから生まれたとされる。

現代における恋愛のジレンマ

現代では比較的リアルタイムでコミュニケーション可能なツール(携帯電話など)が普及していることで、恋愛や友情関係におけるやり取りは密なものとなった。
その反面、相手への一方通行な「気持ち・想い」をメールや電話などで表現をするも、なかなか返事がなく「もう嫌われてしまったのではないか」という疑念をいだき、これ以上執拗に追い回しても嫌われるというジレンマが出現する。

片思いのパラダイムシフト

2008年あたりから、アーティストの西野カナは「会いたくて仕方が無く、やるせない気持ち」「片思い」を自身の数々の楽曲を通してそのジレンマを表現した*1

後の2011年にローンチしたアプリ「LINE」が若者間でメールに取って代わるほどに流行。

LINEには送ったメールが開封されたかを表示する「既読」機能が搭載されており、恋焦がれる若者の「片思い」が顕著になり、フラストレーションがたまり*2、若者の主に恋愛における「片思い」の様式が変様し始める。

2013年4月、ソナーポケットにより制作された楽曲「片想い。〜リナリア〜」の歌詞には

既読になった画面を見ながら
なかなか返って来ない返事が
今日も俺を不安にさせた

片想い。~リナリア~ / ソナーポケット の歌詞 (932333) - プチリリ

とあり、それまで西野カナが表現していた「会いたくて仕方が無く、やるせない気持ち」を「既読」というLINE流行後のソーシャルメディア的な文化を取り入れることにより話題となった。



既読を防ぐための対策


会いたくて 会いたくて

会いたくて 会いたくて

プライバシー設定からLINE Playまで LINE完全活用ガイド

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