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新日本フィル

(音楽)
しんにほんふぃる

新日本フィルハーモニー交響楽団


1972年、指揮者小澤征爾のもと楽員による自主運営のオーケストラとして創立。以来、優れた企画と充実した演奏で好評を得ており、1985年には欧州公演を行い、成功を収めた

定期演奏会では、声楽・舞台作品や近現代作品の重視等で独自の路線を歩み、さらに朝比奈隆によるベートーヴェン、ブラームスの交響曲全曲演奏やワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」の邦人初演等々で聴衆の支持を得、小澤征爾オペラ・シリーズ、カザルスホールでの「室内オーケストラ・シリーズ」、ロストロポーヴィチによる「ショスタコーヴィチ・フェスティヴァル」、井上道義の指揮による「マーラー・ツィクルス〜交響曲全曲演奏会〜」等で注目を集めてきた。

1997年より「すみだトリフォニーホール」を活動の本拠地とし、同ホールのステージで日常の練習と公演を行うという日本初の本格的フランチャイズを導入。98年には小澤とロストロポーヴィチの指揮でロシア公演を行い日露の親善に務めた

現在は、すみだトリフォニーホールとサントリーホール定期演奏会を行い、また数々の特別演奏会のほか、地元の学校体育館でのコミュニティ・コンサート、小中学校の音楽授業や各種施設を訪れるミニ・コンサートなどで地域に根ざした演奏活動も行っている。

2001年は、ディープ・パープルロックギタリストのイングヴェイ・ヨハン・マルムスティーンとの競演や、宮崎アニメ『千と千尋の神隠し』の音楽を担当するなど話題を集めた。

2002年夏には、創立30周年を記念して、ゲルハルト・ボッセの指揮で『ベートーヴェン・ツィクルス〜交響曲全曲演奏会』を行い高い評価を得た。また日中友好30周年の記念事業として小澤征爾の指揮で、中国・北京公演を行った。

2003年9月には新しい音楽監督としてクリスティアン・アルミンク(現スイス・ルツェルン歌劇場音楽監督)が就任した。

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