英米文学者、翻訳家。 1921年(大正10年)10月28日、アメリカ サンフランシスコ生まれ。2006年(平成18年)2月10日、死去。 青山学院大学卒。 東京新聞編集委員、大妻女子大学短期大学部教授などを歴任するかたわら、英米文学の翻訳家として活躍。 主な訳書にジョージ・オーウェルの「1984年」「カタロニア賛歌」のほか、ハーマン・ウォーク「ケイン号の叛乱(はんらん)」、ジェームズ・ジョーンズ「地上より永遠に」など。
ある翻訳家の雑記帖
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 敵軍兵士捕虜による虐待・惨殺は、日本軍だけではなく、アメリカ軍やオーストラリア軍でも行われ、中国共産軍やソ連軍ではもっと残虐であった。 その中で日本軍だけが断罪されるのは、日本が敗戦国であり、国連と国際司法機関が戦争犯罪国と認定しているからである。 国際法の人道に対する罪では、敗戦国では無条件に有罪で、戦勝国では無条件に無罪である。 ・ ・ ・ 2024年1月14日 YAHOO!JAPANニュース カナロコ by 神奈川新聞「神奈川に最多16カ所、捕虜収容所の実態明らかに 市民研究…
Executive Summary トマス・ピンチョンのオーウェル『1984年』序文は、まったく構造化されず、思いつきを羅列しただけ。何の脈絡も論理の筋もない。しかもその思いつきもつまらないものばかり。唯一見るべきは、「補遺;ニュースピークの原理」が過去形で書かれていることにこめられた希望だけ。だが、考えて見れば、ピンチョンはすべて雑然とした羅列しかできない人ではある。それを複雑な世界の反映となる豊穣な猥雑さだと思ってみんなもてはやしてきた。だが実はそれは、読者側の深読みにすぎないのかもしれない。そしてその深読みが匂わせる陰謀論が意味ありげだった時代——つまり大きな世界構造がしっかりあって、裏…
イスラエル諜報特務庁 イスラエルの情報機関 / ウィキペディア フリーな 百科事典 イスラエル 情報機関 スパイ 親愛なるWIKIWAND AI, これらの重要な質問に答えるだけで、簡潔にしましょう: トップの事実と統計を挙げていただけますか イスラエル諜報特務庁? この記事を 10 歳向けに要約してください イスラエル諜報特務庁とは何ですか? イスラエル諜報特務庁の主な任務は何ですか? イスラエル諜報特務庁はどのように組織されていますか? イスラエル諜報特務庁の歴史はどのようなものですか? イスラエル諜報特務庁が関与している事件や作戦について教えてください。 イスラエル諜報特務庁の活動範囲は…
装丁 高橋雅之 装画+カット 阿部真理子 「ごちゃまぜ」ボイル [文芸書(海外)] - KADOKAWA ごちゃまぜ (角川書店): 1992|書誌詳細|国立国会図書館サーチ スティーヴン・キング『書くことについて』*1にコラゲッサンボイルサンの『イースト・イズ・イースト』*2というユーラシアン青年が米国に密航する長編小説が出ていたので読み、そのあとがきに彼の代表的短篇の幾つかが紹介されていて、まず、『もしウイスキーが川だったら』という短編集を読み、その次に、『クジラは泣く』"Whales weep"が収録されている本書を読みました。 本書は近隣の図書館蔵書なしで、読めりゃいいやで安いのをアマ…
大和朝廷は少数民族国家だった。新たな日本像が、いま清冽に立ち上がる。 「古代の古代」「古代の近代」の真の姿を追求してきた著者が、中国少数民族の調査を通じて得たユニークな日本文化論。 私は、大東文化大学名誉教授・工藤 隆氏の良き読者であると思っている。その著作にはすべて目を通しているし、何より日本の古代にあった歌垣と、中国少数民族に残る「歌の掛け合い」の共通性とか、大嘗祭の起源とか、古事記の発生における中国少数民族の現に彼らが持っている文化との共通性とかに、大いなる共感と興味を持ってその著作を読んできた。 ただ一点。著作には、毎回少ししか書いていないが、「…天皇制ファシズム体制によって、アジア人…
中国はなぜ日本の戦争責任を叫ぶのか。満州事変、支那事変、大東亜戦争は、日本の侵略戦争だったのか。知っておきたい大東亜戦争の最終局面を、19分類77項目でわかりやすく呈示する戦争裁判の真実。東京裁判の誤謬を正し、日本の未来に示唆を与える再生の書。 ご両人とも、昔から好きな著者である。人間群像として非常に読み応えがある。皆それぞれに興味深いが特に重光葵を取り上げたい。 ★戦艦ミズーリでの降伏調印に出席した外務大臣・重光葵が義足だったのはご存知ですか?? 朝鮮人テロリストの爆弾で失ったのです!! 白川大将は即死!! 1932年(昭和7年)4月29日、上海虹口公園での天長節祝賀式典において朝鮮独立運動…
「ダウニング街日記―首相チャーチルのかたわらで〈上下巻〉」(ジョン コルヴィル (著), 都築 忠七 (翻訳), 光永 雅明 (翻訳), 見市 雅俊 (翻訳)、平凡社、1990年) 学生の頃に読んだ本がいろいろ出てきた。 大学の国際政治の教授が、ベルリンの壁崩壊の際に現場でコンクリートの瓦礫を拾ってきた話を興奮しながら喋る人で、好感を持てる数少ない授業だった(それでも最初の1回しか出ていない)。その教授がこの本を薦めていた。 自分のチャーチル観はこの秘書官の日記でほぼ尽きている。当時の政権内部の動き、外交、耐えて戦うロンドン市民たちの熱狂、そして当初は「危険人物」とみなされていたチャーチルが懐…